「イケア」も「コストコ」も英語では通じない?

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英語で話していて、何度同じことを言っても聞き取ってもらえなかったことってないですか?例えば、こんな感じです。

“What did you do over the weekend?”
“I went to イケア with my family.”

“You went where?”
“イケア”

“I don’t know.”
“You don’t know イケア?”

イケアといえば、世界的に有名な家具とインテリアのお店。通じない訳はありません。でも、そこには英語特有の罠があったんです。

この記事の目次

「イケア」も「コストコ」も通じない

イケア(IKEA)とコストコ(COSTCO)。両者とも、海外から入ってきた人気の量販店ですよね。IKEAのニュージーランド1号店が2025年にオープンすると先日ニュースになっていましたが、どちらもアメリカ、カナダ、そしてイギリスにも店舗があります。

でも「I went to イケア」や「I like going to コストコ」では分かってもらえないんです。その理由は、薄々お気付きの方もいらっしゃると思いますが【英語での読み方】にあるんです。

“IKEA” は英語では「イケア」ではなく、「アイキア」と発音されます。しかも、日本語では「ケア」のように、先頭の「イ」が少し強めに読まれますが、英語では「アイア」のように「キ」にアクセントを置きます。
(ニュージーランドでは「アイア」に近い発音です)

「通じる英語」と「通じない英語」というコラムで紹介したように、アクセントの位置が違うだけで、かなり通じにくくなってしまう上に、「イケア」は「アイ」を「イ」と発音しているので英語では全然通じないんですね。

「アイア」は初めて聞くとヘンな読み方に思えますが、”idea” の発音を思い出してみると、スッと腑に落ちると思います。

Ikea

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また「コストコ」はアルファベットでは “COSTCO” と書きますが、英語では「スコ」と発音されます(地域によっては「スコ」)。

英語読みでは「ト」が入らない上に、最初の「コ」をかなり強く読むので、日本語読みの平たい「コストコ」では、何回同じことを言っても分かってもらえないんです。

以下の動画はニュージーランドのニュース番組ですが、”IKEA” と “COSTCO” の両方の発音が出てくるので、興味があれば見てみてください↓

フライパンの「ティファール」も通じない

テレビを見ていて目についたのが、焦げつかないフライパンで有名な「ティファール」のCMです。

日本では「取っ手のとれる〜ティファール♪」というCMがあまりにも有名なので、ニュージーランドのCMで「ティファール」の英語読みを知った時の衝撃ったらありませんでした…。

「ティファール」のアルファベット表記は “Tefal” か “T-fal” です。国・地域によって違うそうですが、日本は “T-fal”、ニュージーランドでは “Tefal” です。さて、これは英語で読むと、どうなると思いますか?

正解は「ティーファール」です。アクセントの位置が全然違います↓
(動画の途中から再生するようになっています)

さらに私が見た別のCMでは「ティーフォル」に近い発音でしたが、いずれにしてもアクセントは最初の「ティ」にあります。

「ゴディバ」「ニコン」「ミロ」も通じない

他にも、日本で呼んでいる名前では英語圏では通じないものが山ほどあります。その中でも私が英語読みに衝撃を受けたものを少しだけ紹介しましょう。

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まずは「ゴディバ」。あの超有名な、チョコレートの “GODIVA” です。これも「イケア」と同じく、”I” を「イ」と読んでしまうと通じません。英語では「ゴイヴァ」と発音されます。

同じく、カメラの “Nikon”。これも英語では「ニコン」ではなく「イコン」なんです。

そして、緑色のパッケージでお馴染みの “MILO”。子供の頃に飲んだ記憶がある方もいると思いますが、ニュージーランドでは大人も大好きです。そんな「ミロ」も、英語読みするとやっぱり「イロ」になってしまうんですね。

「マギー(Maggi)」は何て読む?

そうかと思うと、すべての “I” が「アイ」ではないことも。

ブイヨンでお馴染みの「マギー(Maggi)」は手軽な調味パウダーやスープの素、インスタントヌードルなどでニュージーランドでもよく知られたブランドですが、これは「ッジィ」と呼ばれています。

アルファベット表記通りに読めば、意外にそのままなのですが、日本語の「マギー」に慣れていると違和感がすごいです。

Logo Maggi

「リョービ(RYOBI)」の英語発音にも違和感

皆さん、リョービ(RYOBI)という会社・ブランドをご存じでしょうか?

ニュージーランドではRYOBIの電動工具や芝刈り機が売られていて、結構知られた存在です。以前はテレビCMもやっていたのですが、耳で聞いているだけでは「リョービ」という言葉が一切出てこなくてビックリしました。

例えば、このCM。「RYOBI」が聞き取れますか?(動画の一番最初と最後に “RYOBI” が出てきます)

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“RYOBI” は英語では「リョービ」とは読まないんですね。「リオビ」みたいな感じです。「ライオビ」と発音する人も多いですよ。

英語話者が読むと「RYO」は「りょ」ではなくて「りお」になってしまうらしく、日本語の「りゃ・りゅ・りょ」の発音はとっても難しいそうです。

英語読みだけが正しい訳ではない

他にも、日本語と英語では発音が違うブランド名はたくさんありますが、英語読みがいつも正しいということではありません。

IKEAは本場スウェーデンでは「イア」なので、日本語読みはこれに近いですね(アクセントはちょっと違いますが)。

「ニコン」や「リョービ」は日本のブランドなので、本来なら「ニコン」「リョービ」と呼んでもらいたいところですが、英語では「ナイコン」「リオビ/ライオビ」と呼ばれているので、そう発音しないと通じない・分かってもらえないことが多いです。

逆に、アメリカ人が日本人に「ゴダイヴァ」と言うと通じないけど「ゴディバ」と言うとすぐに通じますよね。

そんな感じで、どちらが正しいかという問題はさておき、相手が聞き慣れている言い方で言わないと通じないことがあるので、英語でブランド名やお店の名前の話をしていて「あれ?何か通じない?」と思ったら、”i” を「アイ」と発音するなど、英語読みしてみてください。

そうすると通じることが多いですよ!

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