日本には「24時間年中無休」のお店ってたくさんありますよね。
近年では労働環境の見直しなどで減ってきてはいるものの、コンビニは「24時間 年中無休」の店がほとんどですよね。
さらに、インターネットのオンラインショップなんかは基本的に「24時間 年中無休」だったりします。
そんな「24時間 年中無休」って英語で何て言うと思いますか?
さらに「年中無休」と「24時間営業」それぞれの英語表現も紹介します!
「24時間 年中無休」は英語で何て言う?
最初に答えを言ってしまうと、英語では「24時間 年中無休」のことを、
24/7
と表現します。
でも、これってどうやって読むのでしょうか?
数字の「24」と「/(スラッシュ)」そして、数字の「7」です。
読むときは「/(スラッシュ)」は無視して数字だけをそのまま読みます。つまり、
twenty-four seven
です。たまに「24-7」と書かれている場合もありますが、意味も読み方も「24/7」と全く同じです。
では、なぜ「24時間 年中無休」が「24/7」になるのでしょうか?
「24時間 年中無休」が「24/7」になる理由
はじめの「24」は「24時間」、後ろの「7」は「7日間」を表しています。英語で言うと、
24 hours a day, seven days a week
ということですね。
日本語では「24時間 年中無休」や「24時間 365日営業」で休みが無いことを表しますが、英語では「24時間 週7日営業しています」のように、週で区切って表現します。
「24/7」の使い方
次は「24/7」をどんなふうに使うのかを見てみましょう。
例えば「あのお店、24時間年中無休だよ」は「24/7」を使うと、
- They’re open 24/7.
- The store is open 24/7.
というふうに言えます。
また、24時間365日電話を受け付けるお客様サービスは “24/7 customer service”なんていう言い方もします。その他にも、
- Our customer service team is available 24/7.
カスタマーサービスは24時間 年中無休です - ATMs are available 24/7.
ATMは24時間 年中無休で使えます - The petrol station is open 24/7.
そのガソリンスタンドは24時間 年中無休です
なんていうふうに、休みがないことを「24/7」で表せますよ。
ちなみに、セブンイレブンはできた当初、朝7時から夜11時までの営業だったそうです。
それが今では24時間営業なので、”7-Eleven is open twenty-four seven” となります。
“24/7 (twenty-four seven)” にはこんな意味も
“24/7(twenty-four seven)” は、営業時間を表す以外にも、実はこんな意味もあるんです↓
all the time
「いつでも」「ずっと」「しょっちゅう」という意味ですね。例えば、
- We’re together 24/7.
僕たちはいつも一緒にいる - She is on her phone 24/7.
彼女はずっと携帯ばかりいじっている - She talks about her boyfriend 24/7.
彼女は彼氏のことばかり話している - No Parking 24/7
いつでも駐車禁止
(正式な道路標識では “at all times” が使われることが多いです)
のように使います。マウスウォッシュのパッケージにも「24/7 Bad Breath Control」の文字が↓
ただ「24/7」はとてもカジュアルな表現なので、論文や作文には使えないので注意してくださいね。
「年中無休」は英語で何て言う?
ちなみに「24時間 年中無休」ではなく、単なる「年中無休」はこんなふうに表せます↓
- They’re open 7 days a week.
- They’re open all year round.
- They’re open every day.
■「何時まで(何時から)営業してますか?」など、お店の営業時間にまつわる表現は、こちらのコラムでも紹介しています↓