「うらやましい」って英語で何て言う?

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日本語の「羨ましい!」って、英語で何て言ったらいいんだろう?と悩んだことがある人、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

私もそのうちの一人です。

日本語をそのまま直訳すると、とっても難しそうな「うらやましい」ですが、英語では何と言うのでしょうか?

この記事の目次

「うらやましい」を使うシチュエーション

英語の表現を考える前に、日本語で「うらやましい」を使うシチュエーションを考えてみましょう。

どんな時に「うらやましい!」って言いますか?例えば、

  • 友達が「来週からハワイに行くんだ」と言った時
  • 友達が「コンサートのタダ券もらったんだ」と言った時
  • 友達が「昨日はお腹いっぱい焼き肉をごちそうになっちゃった」と言った時
  • 友達が宝くじで3億円当たった時

日本語ではちょっとした「いいなー!」という感情の時に「うらやましい!」をよく使いますよね。

では、そんな軽い「いいな!うらやましいな!」を英語でどう表現するのかを見ていきましょう!

「うらやましい」は英語で “I envy you”?

「うらやましい」を英語で言おうとするとき、”envy” という単語を使って、

I envy you.

を一番最初に思い付く人が結構多いのではないかと思います。

実際に、手元の和英辞書で「うらやましい」を引いてみると、”envy” や “envious” といった単語が出てきますし、例文にも “I really envy you!” と書いてあります。辞書に載っていたら正しいと思って使ってしまいますよね。

でも、こんなことがあったんです。

私がニュージーランドで語学学校に通っていたとき、クラスメイトの1人が “I envy you!” と言ったのをたまたま聞いていた先生が「それはあんまり言わないよ」と教えてくれました。

“I envy you.” は相手が持っているものや状況を本当に妬むような時に使うので、あまり使わないということでした。確かに、私は “I envy you” を使っている人に出会ったことがありません。

では次に、私の周りのネイティブがよく使っている「うらやましい」を紹介しましょう。

Jealousy

「うらやましい」を表す “I’m (so) jealous!”

いくつかある表現の中でも、

I’m jealous.

が、ちょっとした「うらやましい」に一番近い表現だと思います。

日本語の「ジェラシー」にはちょっとネガティブなニュアンスが含まれていたりしますよね。また、和英辞書にも「jealous=ねたんで、しっとして」と書いてあったりします。

でも、カジュアルな会話の中で明るいノリで使われる “I’m jealous!” は「嫉妬」というよりもむしろ日本語の「わぁ!うらやましい!」というニュアンスでよく使われます。さらに、”so” を入れた、

I’m so jealous!

もとてもよく耳にします。”so” を強めに言ったり、少し伸ばして言うと「すっごく羨ましい!」というカンジが出ますよ。

“I envy you.” と “I’m jealous.” の違い

私は普段の会話では上のように “I’m (so) jealous!” を耳にすることが多いのですが、人によっては違う使い分けをすることもあるようです。

もともと “envy” とは上でもちらっと紹介したように、誰かが持っているものや状況を自分も欲しい、を表す単語です。それが「羨む、妬む」と訳されるわけですね。

それに対して “jealous” とは「嫉妬した、妬んだ」と訳されますが、自分が持っている何かを誰かが取ってしまうのではと恐れる感情のようなものを表すそうです(参考:Merriam-Webster)。

なので「お腹いっぱい焼き肉をごちそうになったんだ〜」みたいなシチュエーションで “I’m so jealous!” とは言わないという人も中にはいるようですが、実際の使われ方を見ていると上のようなニュアンスの違いで “I envy you.” と “I’m jealous!” を使い分けている人はあまりいないのではないかと思います。

それぐらい、”I’m jealous!” はどんな「うらやましい!」の場面でも耳にするので、覚えておくと役に立つフレーズだと個人的には感じています。

“You’re so lucky!” も使える

他にも、日本語の「うらやましい」の直訳にはなりませんが、

You’re so lucky!

もとってもよく耳にします。

相手の物や状況を「うらやむ」というよりは「あなたラッキーだね!」と、相手のことをポジティブに表現する、とっても英語らしい表現だと思います。

上の例のように、コンサートのタダ券をもらったり、宝くじで3億円が当たった友達に「うわー、ラッキーだね!うらやましい!」と言うような場合に “You’re so lucky!” が使われます。

そして、同じく “lucky” を使った、

Lucky you!

も同じ意味でよく使われますよ。

ただ、”lucky” は “luck(=運)” なので、誰かが努力してやっと手に入れたもの・ことに対する「うらやましい!」には使えないので注意してくださいね。

“That’s great!” と “That’s awesome!”

これも「うらやましい」の直訳にはなりませんが、

That’s great!

なども日本語で軽く「うらやましい!」と言うようなシチュエーションで使われます。

日本語でも「うらやましい!」とは言わずに「すごーい!いいねー!」と言うことがありますよね。
そんな感じで「いいね!」「よかったね!」というニュアンスを全面に押し出したのが、この “That’s great!” です。

他にはカジュアルな表現で、

That’s awesome!

などでも「いいね!」という気持ちが表せると思います。

直訳ではなくニュアンスで表現しよう

日常会話の中で「いいなー!よかったね!」のニュアンスで軽く「うらやましいなー!」と言う場合には、”I envy you.” ではなくて、”I’m so jealous!” や直訳ではない “You’re so lucky!”、”That’s great!” のようなフレーズの方がナチュラルに聞こえると思います。

あとは、言い方も大事なポイントです。暗いトーンで “I’m so jealous.” とボソっと言うと怖すぎるので、明るくにこやかに言うといいですね!

英語にしにくい日本語

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