【接客英語】「いらっしゃいませ」って英語で何て言う?

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飲食店やお店で店員さんに「いらっしゃいませ」と言われたら、あなたは何て返しますか?それともスルーしますか?

英語にも「いらっしゃいませ」にあたるフレーズはあるのでしょうか?

私がニュージーランドで生活&レストランで働いた経験から「いらっしゃいませ」の英語表現を考えてみたいと思います。

この記事の目次

返事に困る「いらっしゃいませ」

日本に帰国してからというもの、いつも何だか落ち着かなく感じる瞬間があります。それは、スーパーやお店・飲食店などで「いらっしゃいませ」と言われた時です。

皆さんは「いらっしゃいませ」と言われたら何て答えていますか?

誰も「いらっしゃいました」とは返さないと思いますが、レジに並んでいる人を見ているとスルーする人が結構多いみたいですね。

私はスルーするのが何だか申し訳なく感じてしまうので、目の前の店員さんに「いらっしゃいませ」と言われた時には「こんにちは」と返事をしてしまいます…。

自分で考えてみると不思議だなと思うのですが、ニュージーランドに渡航する前は私も「いらっしゃいませ」と言われてスルーしていたような気がします。15年間のニュージーランド生活で自分の中で何かが変わったのですが、それが日本の「いらっしゃいませ」と英語の「いらっしゃいませ」の違いだと思うんです。

英語にも「いらっしゃいませ」はある?

国や地域によって違うかもしれませんが、私が経験した限りでは「いらっしゃいませ」にビッタリ当てはまる英語表現は無いと思います。

日本ではお客さんが店に入ってきたら、遠くからでも「いらっしゃいませ〜」と言ったりしますが、ニュージーランドでは入店して遠くから店員さんに声をかけられるということ自体無かったように思います。

お客さんを目の前に顔を合わせた時や、レジでお客さんに対面した時など、お客さんと直接対面した時にだけ「いらっしゃいませ」に代わる挨拶をされます。

ただそれも、日本の「いらっしゃいませ」と大きく違う点があって、それは【言われたら必ず返事をする】ことです。これに慣れてしまったことが、私が日本で「いらっしゃいませ」をスルーできなくなってしまった原因だと感じています。

「いらっしゃいませ」は英語で何て言う?

では「いらっしゃいませ」に代わる英語の挨拶ってどんなものなのでしょうか?

全ての「いらっしゃいませ」を英語にできるわけではありませんが、上で紹介したような直接お客さんと対面した時に言う「いらっしゃいませ」は、こんな感じです↓

  • Hello.
  • Hi.

何だか味気ないですよね。でも実際に、これに “How are you today?” なんかを付け足しておしまいです。お客さんに対して「あなたを認識しましたよ」的な意味合いだけなので、本気で「元気ですか?」と聞いているわけではありません。

レストランに入店した時にはさらに “How many?(何名様ですか?)” と聞かれたりしますが、基本的には第一声は “Hi/Hello” なんかだけです。

「いらっしゃいませ」は “Welcome”?

「いらっしゃいませ」を辞書で引くと「Welcome」と書いてあったりしますが、飲食店やショップで「いらっしゃいませ」の代わりに、

  • Welcome (to 〜)

と言われることはほぼ無いです。もしかするとB&Bとかホテルなら言われたことがあったかなぁという気がしますが、その場合もまず第一声は “Hello/Hi” で、”Welcome” は「ようこそ!」感がとっても強いので、日常的な接客では滅多に使いません。

店員さんに挨拶されたら

ショップ、スーパーのレジ、飲食店などシチュエーションは違えど、”Hi/Hello” と声をかけられたら “Hi” ぐらいは答えましょう。そして “How are you today?” などと聞かれたら、最低限でも “Good. Thanks.” ぐらいは答えましょう。日本の「いらっしゃいませ」と違って、これをスルーするとめちゃくちゃ感じ悪いです。

とはいえ、日本で海外のお客さんに対して接客するなら、第一声は日本語の「いらっしゃいませ」でいいかなと個人的には思います。そうすると英語を話すお客さんなら “Hi” と返してくれたり、飲食店なら “Hi, do you have a table for two?” などと返してくるはずですよ。

“Hello” や “Hi” を「こんにちは」と訳してしまうと使い勝手が悪いですが、日常生活だけでなく接客業でもバンバン使う基本の挨拶なので、いろんな日本語の挨拶に置き換えて使えますよ。

■接客でも使える!”Good morning” 以外で表す「おはよう」↓

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