“sad” だけじゃない!ショックで悲しい時に使う英語表現

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とてもショックなことがあった時、どんな言葉でその感情を表現できるでしょうか?

例えば、とても大切な人をなくした時や、災害などで家や大事なものを失った時。”sad” だけでは到底表せないですよね。

今回は、そんなショックで深い悲しみを表すときによく使われる、”sad” 以外の表現をいくつか紹介したいと思います。

この記事の目次

感情的なダメージを表す “shocked”

誰かが亡くなった時には日本語で「○○さんが亡くなったんだって。ショック…」なんていうふうに言いますが、英語でも “shock” という単語はよく使われます。

でも、少しだけ注意したいのは、”shock” は「ショックを与える」という意味なので「私はショックです」は “I shock” ではなく “I’m shocked” になることです。

この “shocked” はもはや形容詞のように使われていて、英英辞書にはこんな分かりやすい定義が載っています↓

very surprised and upset by something bad that happens unexpectedly
・We were deeply shocked to hear of his sudden death.

(Macmillan Dictionary)

“shocked” はとても驚いた時や “upset” した時に使うんですね。予期せず起こった悪いことで大きな感情的ダメージを受けた、というニュアンスです。

“upset” って何?という方は、以下のコラムも参考にしてみてください↓

どうしようもなく打ちのめされた “devastated”

devastated” という単語、耳にしたことはありますか?

なんかちょっと舌を噛みそうな単語ですが、これは悲しいニュースでは必ず使われると言ってもいいぐらい、本当によく出てくる単語です。

これも元々は “devastate” という動詞があるのですが、その意味は英英辞書によると、

・to completely destroy a place or an area
・to make somebody feel very shocked and sad

オックスフォード現代英英辞典

です。「壊滅的なダメージ」を想像してもらうと分かりやすいですが、東日本大震災の報道でも、”A massive earthquake and tsunami devastated the northeast coast of Japan” のように “devastate” が多く使われました。

そうすると、”I’m devastated” の意味はもうお分かりですね。「悲しみ・ショックで精神的にズタズタに打ちのめされている」ということになります。
日本語では「悲しみに打ちひしがれた」や「(悲しみで)ボロボロ」という言い回しもありますね。

  • I’m devastated to hear of the passing of ○○.
    ○○が亡くなったという知らせを聞いて悲しみに打ちひしがれています
  • She was devastated when she heard the news.
    彼女はそのニュースを聞いて悲しみに打ちひしがれていた

心が粉々になる “shattered”

最後に “shattered” という単語も紹介しておきましょう。

これも “devastated” とよく似ていますが、”shatter” とは、

・to suddenly break into small pieces; to make something suddenly break into small pieces
・to make somebody feel extremely shocked and upset

という意味で「突然に粉々になる、粉々にする」というイメージです。

ガラスや鏡が割れた時によく使われる単語ですが、”be shattered” で感情的に粉々にされる(打ち砕かれる)→大きなショックを受ける、というニュアンスになります。

  • I’m absolutely shattered by the loss of my best friend.
    私は親友の死で完全に打ちのめされています

ちなみにカメラの「シャッター」のスペルは “shutter” なので、これとはちょっと違います。

悲しむ表現は “sad” だけじゃない

今回は、悲しみ度合いがとても高いものを紹介しましたが、どれもただの “sad” だけでは表しきれない時にとてもよく使われる表現です。

他には、”sadden(悲しませる)” という少しフォーマルな動詞を使って、”be saddened” で表現することもあります。

  • I am deeply saddened to learn about the tragic accident.
    その悲惨な事故のことを知って深く悲しんでいます
  • I am heavily saddened by this tragedy.
    この惨事にとても深く悲しんでいます

悲しいニュースがなくて使う機会がないのが一番ですが、ニュースでも日常的に耳にするので、ぜひ覚えておいてくださいね。

そして、もし実際にとても悲しいショックなことが起こった場合には、これらの単語で自分の感情を伝えてみてください。

感情を表す単語・フレーズにまつわるコラム

「悲しい」だけでなく、感情を表す表現は会話でも頻出なのでぜひ覚えておきたいですね!








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