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テニス全米オープンでの大坂なおみ選手の優勝は日本でも大きく取り上げられましたね。大坂選手、おめでとうございます!
ただ、試合は大荒れで、対戦相手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)選手が審判から何度か警告を受け、ペナルティーを与えられるなどして、表彰式が始まった時には観客から大きなブーイングが起こりました。
この試合中や表彰式、そのあとの記者会見でも、大坂選手とセリーナ選手の「涙」が印象的だったので、今回は「涙」の表現を取り上げたいと思います。
「涙をこらえる」は英語で何て言う?
セリーナ選手の表彰が終わったあと、大坂選手が一生懸命涙をこらえて、スピーチしていた姿が私にはとても印象的でした。
そんな「涙をこらえる」って英語で言うとしたら、どんな表現が思い浮かびますか?
よく使われているなと私が感じるのは、
fight back tears
です。”fight back something(もしくは fight something back)” で「(強い感情など)を抑えようと懸命に頑張る」という意味があるので、
- She was fighting back tears.
彼女は懸命に涙をこらえていた
になるんですね。涙がこぼれそうになるのと戦って、泣くまいと頑張っている姿が想像できると思います。
ちなみに、”fight back the tears” と言うこともあります。
また、その他には、
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hold back (the) tears
も「涙をこらえる」という意味で使われます。
- She was holding back tears throughout her acceptance speech.
彼女は受賞スピーチの間ずっと涙をこらえていた - I couldn’t hold back the tears.
私は涙をこらえられなかった
「泣いている」は英語で何て言う?
誰かが「泣いている」を表すときに “cry” という単語をよく使いませんか?
“cry” が「泣く」なので、”be crying” で「泣いている」を表せますよね。
でも、”tears” を使っても「泣いている」を表すことができるんです。
例えば、今回の全米オープンの決勝戦の報道では、
- Naomi Osaka was in tears at the trophy ceremony.
大坂選手は表彰式で泣いていた - Tears streamed down her cheeks.
涙が彼女の頬を流れ落ちた - She had tears in her eyes.
彼女は目に涙を浮かべていた
のような表現をいくつか見かけました。
“burst into tears” の意味は?
“tears” で表す「泣く」と言えば、とてもよく使われるフレーズがあります。それは、
burst into tears
です。”burst” とは、突然バンッと何かが爆発するイメージで、”burst into 〜” で「(爆発でもしたみたいに)急に〜の状態になる→突然〜し始める」といった意味で使われます。
例えば “burst into laughter” で「急にわっと笑い出す」、”burst into flames” で「一気に燃え上がる」といった感じです。
なので、”burst into tears” は「急にわっと泣き出す」という意味になります。
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今回の試合でもセリーナ選手が抗議しながら泣き出した場面があり、”burst into tears” と表現している報道がありました。
「うれし涙」は英語で?
最後に一つ。「うれし涙」って英語で何と言うか知っていますか?
私も今回の全米オープンの報道を見ていて知ったのですが、
- tears of joy
- tears of happiness
- happy tears
みたいに言うそうです。”These are happy tears!” と言えるような場面があると素敵ですね!
■悲しい気持ちを表すときに使う英語表現はこちらで紹介しています↓
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