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「火傷(やけど)する」って英語で言えますか?
私は初めて「火傷をする」の英語表現を知ったときに、面白いなと思った記憶があります。
実は “burn” を使って表すことが多いのですが、”burn” って「〜が燃える」という意味で覚えている人も多いかもしれません。
今回は、日常のちょっとしたときに登場する「火傷する」の英語表現を紹介します!
“burn 〜” で表す「〜を火傷する」
“burn” には「〜が燃える」以外にも「〜を燃やす」「火や熱いもので〜を怪我させる」という意味があります。
なので、”burn 〜” で「〜を火傷する」が表せるんですね。
- I burned my hand while cooking dinner.
夕食を作っているときに手を火傷した - I burned my fingers on the stove.
コンロで指を火傷しました - Just give it a few minutes to cool down so you don’t burn your mouth.
口を火傷しないように冷めるまで数分待って
手や口を火傷したときに日本語で「手を燃やした」「口を燃やした」とは言わないので「burn 〜=〜を火傷をする」はちょっと思いつきにくい英語表現かもしれませんね。
*burn の過去形と過去分詞は “burnt” でもOKですが、形容詞的に使う場合には “burnt” を使います。”burnt toast(焦げたトースト)” みたいな感じですね。
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“burn oneself” で表す「火傷する」
同じ “burn” を使った表現ですが、”burn oneself” も私はとてもよく耳にします。
例えば、夏の暑い日にブランコや滑り台などの遊具が熱くなっていることがありますよね。ある時、私の娘が熱いブランコに座ってしまって泣いているのを見た他の子のお母さんが、
- Oh, did you burn yourself?
火傷しちゃったの?
と娘に声をかけてくれました。それ以来注意して聞いていると、”burn myself” や “burn yourlf” といった “burn oneself” がよく使われていることに気づきました。
- I burned myself with a hair straightener.
ヘアアイロンで火傷しました - Don’t touch the oven. You’ll burn yourself!
オーブンに触らないで。火傷するよ
これも「自分自身を焼く」という日本語に訳してしまうと思い浮かびにくいですよね。
“be burned” で表す「火傷する」
“be burned” でも「火傷する」を表しますが、個人的な印象では、ちょっとした火傷ではなく事故や火事などの大きな「火傷を負った」に使われることが多い印象です。
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- They were seriously burned in the blaze.
彼らは火災でひどい火傷を負った - Two firefighters were burned while battling a wildfire.
2名の消防士が山火事と闘っているときに火傷を負った
“burn” と “scald” の違いとは?
最後に、もう一つの「火傷する」を意味する単語 “scald” もチラッと紹介しておきましょう。
“scald” とは、
to burn the skin with boiling liquid or steam
(Cambridge Dictionary)
という意味があります。”burn” との違いは、定義にもあるように「何によって火傷をするか」です。
scald → 熱い液体やスチームなどの wet なもの
burn → (主に)火や熱などの dry なもの
という使い分けですね。
- I scalded my hand with boiling water from a kettle.
やかんの熱湯で手を火傷しました - Be careful not to scald yourself with the steam.
湯気で火傷をしないようにご注意ください
ただ、”scald” の代わりに “burn” を使っても間違いではないので、神経質になりすぎなくても大丈夫ですよ。
■「痛い」の英語表現はこちらで紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください↓