「rightの意味は?」と聞かれたら、あなたなら何て答えますか?
「右」や「正しい」というような意味が真っ先に思い浮かびませんか?
“my right hand” や “on your right”、“You’re right.”、“That’s right.” といった感じで日常の会話でもよく使いますよね。
でも実は “right” にはこれ以外の使い方もあって、会話の中ではそれらの “right” がたくさん使われるんです。
“I’ll be right back.” の “right” の意味
“I’ll be right back.” という表現を聞いたことはありませんか?
誰かと話していたり一緒にいる時に、ちょっとだけ席を外す時によく使われるフレーズです。
“I’ll be back.” でも「また戻ってきます」ということは伝えられますが、“right” を入れることによって、
すぐに
のニュアンスが出ます。なぜ “right” が「すぐに」という意味になるのかというと、英英辞書の “right” の定義には、こんなことが書いてあるんです。
immediately; without delay
Oxford Advanced Learner’s Dictionary
“right” には「ただちに、遅れることなく」という意味があるんですね。
この “right” を使った表現をもう一つ挙げてみると、カフェで店員さんが近くに来たので注文しようとすると、
- I’ll be right with you.
などと言われることもあります。こう言われたら、今はちょっと手が塞がっているか他の用事があるので、それが終わり次第「すぐに来ます」といったニュアンスになります。
日本語で言う「すぐにお伺いします」や「少々お待ち下さい」のような感じですね。

他にも、郵便局などの窓口に並んでいて、いざ自分の番という時に、窓口の人が “I’ll be right with you.” と言ってどこかに行ってしまう…ということもあります。これも「すぐにお伺いします」みたいな感じですね。
そして、この “right” と同じ使い方で、
- I’ll be right there.
というフレーズもよく使いますが、これは「(そこに)すぐ行くね!」という意味になります。
強調する「ちょうど」の “right”
「すぐに」「ただちに」といった意味以外にも、実はよく耳にする “right” があります。例えばこんな使い方です。
- He was standing right behind me.
彼は私のちょうど後ろ(真後ろ)に立っていた - The bus came right on time.
バスはちょうど時間通りに来た - It’s right there.
それはここにあるよ
これらの “right” の説明は、こう書いてあります。
exactly; directly (used to emphasize the precise location or time of something)
オックスフォード新英英辞典
上の3つの例文はどれも “right” が無くても意味は通じますよね。でも、“right” が入ることによって、それぞれ「後ろ」「時間通り」「そこ」を強調しているんです。
他にも “right from the start/beginning(最初から)” なんかの “right” も強調です。
“right” があると、表現がどれもイキイキする感じがしませんか?
日常会話で頻出の “right now”
“right now” というフレーズも聞いたことがあると思います。例えば、
- She’s not here right now.
という表現。“She’s not here now.” でも「今ここにいない」という意味は伝わってきますよね。でも、そこに “right” が入るとどうでしょうか?
“right now” になると「ちょうど今は」「今この瞬間は」というニュアンスになります。
同じように、“I’m busy now.” よりも、
- I’m busy right now.
の方が「今この瞬間はちょっと忙しいんだ」というニュアンスが強まります。電話で話せないような時にちょうど電話がかかってきたら、
- I’m busy right now. I’ll call you back.
今はちょっと忙しいんだ。後で電話するね
というふうに使えますね。
副詞の “right” は結構使える!
他にも “right here(ここ)” や “right there(そこ)” なんていうのもありますね。
今回紹介した “right” は副詞なので、無くても文の意味が劇的に変わったりはしません。
でも、“right” を使うことによって微妙なニュアンスを表せたり、表現がイキイキしたり、リズムがよかったりするので、会話の中ではとてもよく出てくる使い方です。
使えそうなものから一つずつ、早速使ってみませんか?
■“right on time” については、こちらをご覧ください↓
■“all right” と “alright” の違いは?
■ネイティブが使う “You’re right.” の「正しい」以外の意味とは?












