日本語の「ドラマ」と英語の “drama” は同じ意味?

「新入社員」「新人」って英語でなんて言う?
カタカナ英語とはイメージが違う単語 “company”
“sorry” を使わない「すみません」

スポンサーリンク

「ドラマ」という言葉を聞いたら、どんなものを思い浮かべますか?
多くの人はテレビで放送されている月9などの「テレビドラマ」を想像しますよね。

そもそも「ドラマ」って英語っぽいですが、日本語の「ドラマ」と英語の “drama” は同じ意味なのでしょうか?

今日は「ドラマ」と “drama” についてのお話です。

英語で「ドラマ」は “◯◯◯◯ opera”?

英語で「テレビドラマ」を何と呼ぶかと言うと、実はいろいろと呼び方があるんです。

その中の一つに “soap opera” というのがあるのですが、耳にしたことはありますか?

ドラマの中でも特に、日本の昼ドラのようなものを指して使われることが多く、ちょっとドロッとした人間関係だったり、男女関係だったり、キャストが増えたり減ったりしながら続いていくものを指す場合が多いです。

ニュージーランドには何と25年も続いている “soap opera” がありますが、そこでも次から次に問題が勃発したり人間関係がこじれたりして物語が続いています。

でも、直訳すると「石けんオペラ」ですが、何でこんな変な名前なんでしょうか?
実はこれは石けん洗剤メーカーがスポンサーにつくことが多かったからだそうです(Wikipedia調べ)。

「ドラマ」のことは “drama” とは呼ばない?

では、英語で「テレビドラマ」を指して “drama” が使われないかと言うと、実はそうでもないんです。

スポンサーリンク

もともと “drama” とは「劇・戯曲」という意味ですが、シリアス系のテレビドラマなんかは “TV drama (series)” と呼ばれたりします。”drama” だけではなく “TV” がつくところがポイントです。

日本で流行った海外ドラマの有名どころ、例えば『24』や『プリズン・ブレイク』『ロスト』などは “TV drama series” ですね。

Evening watching television

なので、コメディ要素の強い『フレンズ』のようなものは “drama” とは呼ばれずに、そのまま “comedy” と呼ぶことも多いです。
また『フレンズ』のような、特定のシチュエーション設定で毎回同じ登場人物が登場するコメディーは “sitcom (situation comedyの略)” と呼ばれます。

英語の “drama” には別の意味もある

先日、ニュージーランドのニュースサイトにこんなタイトルの記事が載っていました。

Supermarket drama at Pak n’ Save:New Zealand Herald

Pak n’ Save とは有名なチェーン店のスーパーなのですが、そこで “drama” があったというのです。

記事を読んでみると、このスーパーの駐車場に停まっていた車の中で心臓発作を起こした男性客がいて、救急隊員が到着するまでの間にスーパーの店員さんが除細動器を使うなどして蘇生を試みた、という話でした。

この店員さんはfirst aid(応急処置)の訓練を受けた人だったようですが、この記事のタイトルの “drama” はどう見てもテレビドラマとは関係なさそうですよね。

実は、ここでの “drama” の意味は「テレビドラマ」とは違います。
オックスフォード新英英辞典によると “drama” には、こんな意味もあるんです。

an exciting, emotional, or unexpected event or circumstance

「劇的な事件や状況」などを表す “drama” は、事件などの報道にもよく使われる単語です。
この “drama” の使い方をもう少し見てみましょう。

“What a drama!”、”drama queen”

私が以前一緒に働いていたニュージーランド人の女性は、息子さんのお嫁さんと折り合いが悪かったようで、職場に来ては私に嫁姑バトルの様子を熱く語っていました。

そんな彼女が話の締めくくりによく言っていたセリフが “What a drama!” や “(I want) no more dramas!” でした。

こんなふうに、波乱にとんだ揉め事や騒ぎなどを表す時にも “drama” が使われるんですね。

他にも、何かと物事に大げさに反応して話をややこしくする人を “She is such a drama queen” なんて表現したりもするので、ちょっと頭の片隅にでも置いておくと “drama” のイメージが掴みやすくなると思います!

こんな記事もよく読まれています

スポンサーリンク

COMMENTS