ショップ・カフェ・レストラン・ホテルなどのサービス業で感じの悪い店員さんに遭遇したこと、誰でも一度はあるのではないでしょうか。
そんな店員さんを「感じが悪い」と英語で表現するとしたら、あなたなら何て言いますか?
実際にネイティブがクレームにもよく使う表現を紹介します!
店員の「感じが悪い」を英語で言うと?
「感じが悪い」という日本語はけっこう曖昧な表現だと思うのですが、店員さんに対して使う場合には対応が悪かったり、態度が悪かったり、ぶっきらぼうで愛想が悪かったり、あまり親切にしてもらえなかったような場合に使う表現ですよね。
こんな「感じが悪い」を英語でどう言うかというと、私がニュージーランドに住んだ経験では、これらを具体的に表現することが多いと感じました。例えば、こんな単語がよく使われます↓
- unfriendly, not friendly
- unhelpful, not helpful
- rude
具体的な使い方は以下で紹介しますが、まずは接客業では結構重要なポイントとなる “friendly” という単語が持つ意味とニュアンスを見てみましょう。
「感じが悪い」は “unfriendly” で表せる
「感じのいい人」のように、親切で親しみやすいといった人の性質を表す時には “friendly” という単語がとてもよく使われます。
そしてこの “friendly” が、接客・サービス業でも「感じがいい、親しみやすい、親切に対応してくれる」を表す時にめちゃくちゃよく使われる単語なんです。
なので逆に、愛想のない冷たい対応をされて「感じが悪い」と表現するには、
- Our waiter was unfriendly.
ウェイターは感じが悪かった
というふうに言えるんですね。ちなみに、“friendly” を否定形にした “not friendly” の方がマイルドな表現になります。
- Our waiter was not friendly.
感じが良くなかった(フレンドリーではなかった) - Our waiter was not very friendly.
あまり感じが良くなかった(あまりフレンドリーではなかった)
“not very friendly” は、実際には “unfriendly” だと感じていても、オブラートに包んだ表現として使うこともあります。
“unhelpful” や “rude” で表す「感じが悪い」
そして、“helpful” という単語も店員さんの対応を表す時によく使う単語です。
店員さんが「気持ちよく手伝ってくれたり、親切に対応してくれる」のが “helpful” です。なので、これも逆に、対応がイマイチだったり、親切に対応してもらえなかったような場合には “un-” を付けて反対語にしたり、“not” で否定形にして、
- The shop assistant was unhelpful.
- The shop assistant was not helpful.
- The shop assistant was not very helpful.
のような言い方をします。以前働いていた職場でお客さんからのクレームで言われたり、インターネットでお店の口コミを読んでいてもよく登場する表現です。
また、店員の態度が悪い場合には “rude” もよく使いますよ。「失礼な」という意味なのはよく知られていると思いますが、こちらもクレームでは定番の単語で、結構厳しい表現です。
- The man behind the counter was rude.
カウンターのところにいた男性店員の態度が悪かった
みたいに店員の態度の悪さを表す時によく使われます。あくまでも個人的な感想ですが、海外だと、日本ではあり得ないぐらい横柄な店員さんにかなりの高確率で遭遇します。
他には、店員やスタッフの感じ・対応が悪い場合のクレームや感想を言う場合には “I/We feel unwelcome” もよく使われる印象があります。これは「ウェルカムされていないと(私が)感じる」という意味で、
- The restaurant manager was rude and we felt unwelcome.
なら、レストランマネージャーの態度が最悪で、お客さんとして歓迎されてないと感じた、というニュアンスです。「感じが悪い」を直接表す表現ではないですが、あわせて覚えておくとクレームの際に役に立つかもしれません。