“You might want to 〜” ってどんな意味?

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“You might want to try this.” って言われたらどんな意味だと思いますか?

直訳すると「あなたはこれを試したいかもしれない」と、ちょっと不思議な意味になってしまいます。

これは “want to” の訳し方がポイントになるのですが、”You might want to” ごと覚えておくと、実はとっても使えるフレーズなんです。

この記事の目次

“You might want to 〜” の意味

“You might want to 〜” とは、

〜した方がいいかも
〜してみるといいかも

という意味で、人に何かをした方がいいよと提案・アドバイスする時によく使うフレーズです。

ニュアンス的には本当にやんわりした提案なので、”You should 〜” よりも押し付けがましくなく、言われた人はそうしてもしなくてもいいぐらいの感じです。

例えば、あなたがすごくいい英語教材を見つけたとします。そこで英語を勉強している友達に、

  • You might want to try this.

とおすすめすれば「これ、いいから使ってみたらどうかな?」「これ、試してみるといいかもよ」のような、とってもソフトに提案している感じが出ます。

ポイントは “want to 〜” の訳し方

では、なぜ “You might want to 〜” が「〜した方がいいかも」になるのでしょうか?

ポイントは “want to 〜” をどう訳すかです。”want to 〜” には定番の「〜したい」という意味以外にも、こんな意味があるんです↓

used in giving advice to mean that someone should do something:

Cambridge Dictionary

「〜したほうがいいよ」というアドバイスをする時に使われる、と書いてありますよね。

これに “might” や “may” をくっつけるともっと柔らかく婉曲的な表現になって、丁寧な「〜した方がいいかも」になるんです。”maybe you should 〜” みたいな感じですね。

“You might want to 〜” の使い方

使い方は簡単。「〜した方がいいかも」とアドバイスしたいことを “to” の後ろに入れるだけです。丁寧な表現なので、あまり親しくない人や赤の他人に対してもよく使いますよ。

例えば、駅前で海外からの旅行者に「○○ホテルはどう行けばいいですか?」と聞かれたとしましょう。その人たちは大きなスーツケースを引いています。

そこであなたは「歩けなくはないけど、スーツケース持って歩いて行くのは大変だから、タクシーに乗った方がいいよ」とアドバイスしてあげたいなら、

  • You might want to take a taxi. It’s a bit of a walk with suitcases.

と言えばOKです。他にも、結構どんなシチュエーションにでも使えて、”should” をソフトまたは控えめに言いたい時にもよく使われますよ。

  • You might want to change your password.
    パスワード、変えたほうがいいかもよ
  • You might want to have a look at these websites. I found them really helpful.
    これらのウェブサイト見てみるといいかも。すごく役に立ったよ
  • You might want to double check that.
    それダブルチェックした方がいいかも
  • You might want to get a new pair of shoes.
    新しい靴を買った方がいいかもよ
  • You might want to size up if you like a loose fit.
    大きめサイズが好きならワンサイズ上を買った方がいいかも

ぜひ覚えておきたい “You might want to”

英語には「〜した方がいいよ」などの「提案をする表現」がたくさんありますが、その中から表現を選ぶ時に「相手にどう聞こえるか」が気になることってあると思います。

「きつい感じで受け取られたら嫌だな」や「できるだけやんわり言いたいんだけど」と思った事はありませんか?

そんな時にこそ役に立つのが今回紹介した “You might want to 〜” です。丁寧で柔らかい印象の表現になるので、会話でぜひ役立ててみてくださいね。

■ポイントになる “want to 〜” の使い方はこちらで詳しく紹介していますので、合わせてどうぞ↓

■”should” で表す提案はこちらで紹介しています↓

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