英語の “reminder(リマインダー)” の意味とは?使い方は?

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「リマインダー」は日本語にもなっていますよね。

リマインダーアプリを使っている方もいらっしゃると思いますが、スケジュールややることなどを予めセットした日時に通知してくれる機能のアプリですよね。リマインダーアプリ以外にも、カレンダーアプリについているリマインド機能を活用している人もいるかもしれません。

今回は英語の “reminder” の意味をおさらいするとともに、ぜひ覚えておきたい “reminder” の使い方を紹介します!

この記事の目次

“reminder(リマインダー)” の意味とは?

“reminder(リマインダー)” を英英辞書で引いてみると、

a written or spoken message that reminds someone to do something

Cambridge Dictionary

と書いてあります。冒頭にも出てきたように、何かを忘れないように思い出させるものというのが「リマインダー」の意味ですが、私の貧しいボキャブラリーのせいでピッタリの日本語がなかなか思い浮かびません…。

スケジュールなどを再度お知らせする場合には「確認」や「お知らせ、通知」と言えますよね。あるいは、原始的なものでは、買う物を忘れないように付箋に書いて見えるところに貼っておくのも “reminder” なので、この場合は「忘れないためのメモ」とも言えます。

そんな “reminder” ですが、自分に対してではなく、人に送るメールで特によく使われる単語でもあります。

なぜかと言うと、他の人に対して使うと、絶対に忘れて欲しくないスケジュールなんかをサラッと嫌味なく「忘れないでね」と伝えたり、相手が忘れてるかもしれないことを再度お知らせしたり催促したりすることができるからです。この「サラッと嫌味なく」というのが重要なポイントです。

というのも、直接「忘れないで」という言葉を使わずに「忘れないで」を伝えることができるからなんです。

特にメールやメッセージでとってもよく使われるので、実際にどんなふうに使われているのかを見てみましょう!

“reminder” の使い方

リマインダーとしてのメールを送る際には、メールの件名を、

Reminder:○○

のようにしたり、メール本文はたいていこんな感じで始まります↓

・This is a reminder about 〜
・This is a reminder that 〜

上は “about” の後ろに〈名詞〉が入って、下は “that” の後ろに〈文章〉が入ります。この定型文さえ覚えておけば、簡単にリマインダーメールが書けますよ。

いくつかの種類別に実際に私に送られて来たメールの例を紹介しましょう。

●スケジュール・予約の再度確認

例えば、翌日の会議を出席者にリマインドしたい場合、書き出しは、

  • This is a reminder about tomorrow’s meeting.
    明日のミーティングのリマインダーです

みたいな感じです。他にも様々なスケジュールや予約のリマインドに使われます。

先日、子どもの定期検診の予約をすっかり忘れてすっぽかしてしまったので「すみません」と謝ったら、先方から逆に、

  • That’s OK. Sorry, I forgot to send you a reminder text.
    大丈夫よ。リマインダーメールを送り忘れてごめんね

と言われてしまいました。
また、以前私がコロナの予防接種を受ける前日には、

  • This is a reminder that your COVID-19 vaccination is tomorrow.

というメールが送られて来ました。日本語にすると変ですが「あなたのコロナの予防接種は明日です、というリマインダーです」ということですね。

日時や場所を1つの文章に入れて、

  • This is a reminder that 〜 is tomorrow Wednesday 3 November at 場所 at 11.30.

のように書くこともできるし、以下のような書き方もできます。実際に眼科の予約の1週間前に送られて来たメールなのですが、

  • This is a reminder about your Eye Clinic appointment.
    The details are as follows:
    Location:〜
    Date:〜
    Time:〜

のように書かれていました。この “The details are as follows(詳細は以下の通りです)” パターンも結構よく使われますよ。

●期限を再度お知らせする

リマインダーは何かの「期限」を忘れないようにお知らせする時にも使われます。

例えば、図書館から借りている本の貸し出し期限が迫ってくると、

  • This is a reminder that the following item(s) will be due on 日付.

といったメールが送られて来たり、スポーツクラブや何かのメンバーシップの有効期限が近づいて来たら、

  • Hi, this is a reminder that your 〜 membership is due on 日付.

のようなメールが来たりします。”due” は「期限ですよ」を表す単語です。詳しくは以下のコラムをご覧ください↓

“just a reminder”、”a friendly reminder” も覚えておきたい

“This is a reminder” 以外にも、

・a friendly reminder
・just a reminder

もぜひ覚えておきたい表現です。”friendly” や “just” をつけることで柔らかいニュアンスが出せるので、好んでとてもよく使われます。

  • This is a friendly reminder to confirm your appointment.
    これは予約の確認メールです
  • Hi, Taro. This is a friendly reminder about your next appointment.
    次の予約の確認メールです
  • Just a reminder that we are closed today.
    今日は休業というお知らせです

さらに、”a quick reminder” もササッと短いリマインダーメールなんかにはピッタリです。

  • This is a quick reminder from ○○ regarding 〜.
    ○○より、〜についての再度のお知らせです
  • I just wanted to send a quick reminder about tomorrow.
    明日の件について再度お知らせです

“reminder” とは「再度のお知らせ」

“reminder” は「確認メール」や「お知らせ」などと訳した部分がありますが、どれも「以前にお知らせしていましたが、それをもう一度思い出させるお知らせです」というニュアンスなので、情報を初めて伝える時には使えません。

初めて伝える情報に “reminder” を使うと「そんなこと聞いてないけどな…」となるのでご注意を。

また、誰かからリマインダーを送ってもらった場合は、

  • Thanks for the reminder.
  • Thanks for reminding me.

で「お知らせ(リマインダー)ありがとう」と返信してもいいですね。

■以下のコラムではネイティブがよく使う「お知らせ」の英語表現を紹介しています↓

■「日が近づいたらまたお知らせします」を英語で言うと?

■”confirm” で表す「確認する」のニュアンスとは?

■”reminder” とスペリングが似ている “remainder” とは?

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