“confirm” の意味と使い方を分かりやすく解説!

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“confirm(コンファーム)” という単語、よく目にしたり耳にしたりしませんか?

「確認する」という意味で覚えている方もいるかもしれませんが、それだけだと本当の意味をちょっと誤解してしまうかもしれません。

英語ではとてもよく使われる単語なのに、日本語にするのが難しかったりするので、意味とニュアンスをしっかり掴みましょう!

この記事の目次

“confirm” を使った例文

“confirm” を使った例文を少し挙げてみましょう。

  • Your order will be processed once payment has been confirmed.
  • We are pleased to confirm your reservation.
  • Can you confirm your address is correct?
  • 45 cases of the novel coronavirus have been confirmed in Japan.

これらの “confirm” は「確認する」と訳すこともできますが、調べる・チェックするというニュアンスの「確認する」ではありません。

“confirm” の意味とニュアンス

上の4つの例文の最後の文章をもう一度見てみましょう。

今世界を騒然とさせている新型コロナウイルス。恐いですよね…。「感染が確認された」という表現が日本のニュースでは使われていますが、これが “confirm” のニュアンスを掴む上で一番分かりやすいかもしれません。

「感染が確認された」の「確認された」は検査の結果、陽性反応が出て、新型コロナウイルスに感染していることが間違いないと裏付けらたということですよね。「間違いない」と判を押されたわけです。

これが “confirm” のイメージです。
間違いない、確かであるとハッキリ示す・裏づけるというのが “confirm” の意味です。

日本語で一言でバシッと訳すのは難しいですが、ニュアンスをしっかり理解していれば「調べる、チェックする」というニュアンスの「確認する」とは違うことが分かりますよね。

confirmed
Photo by CreditScoreGeek

“confirm” の使い方

普段からよく出てくる “confirm” の使い方は、ざっくり大きく分けると2つです。

  1. 予約や発注などに対して使われる “confirm”
  2. 裏付ける、真実だと認めるという意味の “confirm”

①予約や発注・支払いなどに対して使われる “confirm”

例えば、海外のウェブサイトでホテルなどの予約をしたり、何かを発注・購入したり、支払いをしたりした際に、それに対して先方が「間違いなく予約・注文を承りました」や「間違いなく支払いが確認できました」ということを知らせてくる際によく使われます。

  • Your order will be processed once payment has been confirmed.
    注文は支払が確認され次第、処理されます
  • This email is to confirm that we have received your order.
    注文を受け取ったことを確認するメールです
  • We are pleased to confirm your reservation.
    確かにご予約を承りました(ことをお知らせ致します)
  • We are pleased to confirm that your order has now been shipped.
    確かにあなたの注文が発送されました(ことをお知らせ致します)

予約や注文が確実なものとなったというニュアンスですね。場合によっては「確定する(される)」と訳されることもあります。
また、この意味では名詞の “confirmation” が使われることも多いです。

  • booking confirmation:予約確認(通知)
  • order confirmation:注文確認(通知)
  • payment confirmation:支払確認(通知)
  • purchase confirmation:購入確認(通知)
  • I haven’t received a confirmation email.
    確認のメールを受け取っていません

繰り返しになりますが、どれも予約や購入などが「間違いないことをはっきり示す」「確かだと認める」というニュアンスです。

②裏付ける、真実だと認めるという意味の “confirm”

先ほど紹介したように「間違いないとはっきり示す」のが “confirm” でしたよね。が「これは間違いないですよ」と示したり認めたりする場合と、データや証拠によって裏付けられる場合の両方に使えます。

  • Can you confirm your address is correct?
    住所が合っていることを確認してもらえますか?
  • 45 cases of the novel coronavirus have been confirmed in Japan.
    日本で45件の新型コロナウイルスが確認されています
  • Health officials in Japan confirmed the first suspected community transmission case.
    日本の保健当局は初の市中感染を確認した

また、”confirmed ○○” で形容詞として使われることも多いですよ。

  • Japan has 45 confirmed cases of COVID-19.
    日本には確認された新型コロナウイルスの症例が45件ある

証拠やデータによって確かだと裏付けられたという意味での「確認された」です。

今回は “confirm” の使い方を具体的に紹介しましたが、ざっくり言ってしまうと「間違いないです」と判を押すイメージ、これが “confirm” です。日本語訳に頼らず、イメージをしっかり掴むことが大切です!

■コロナ対策接触確認アプリ「COCOA」は “contact confirming application” の略ですが、英語では通じにくいかもしれません↓

日本語にしにくい英単語

■ネイティブがよく使う “encourage” ってどんな意味?どう使う?

■日本語にするのが難しい単語の一つ、”due” はどう使う?

■”available” も日本語訳に頼らずにイメージを掴むことが大切な単語です↓

■”vulnerable” の意味は日本語にしにくい上に、発音にも要注意です↓

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