ネイティブの人と話していると、学校では習わなかったフレーズや聞いたこともないフレーズが本当によく出てきます。
その中で「あ、このフレーズいいな!」と思うものが出てきたらメモして自分でもすぐ使うようにしているのですが、今回はそんな中から1つ、カジュアルに使える表現を紹介したいと思います。
それは、友達を何かに誘ったり、何かをして欲しい時などに相手に負担にならないよう、ちょこっと添えるフレーズです。
「無理しないでね」「ダメでも気にしないで」
例えば、あなたがクリスマスパーティーを企画したとします。
友達を誘ったら「あ、その週末は行けないかもしれない…」と言われたとしましょう。そこで「できたら来て欲しいんだけど、ダメだったら大丈夫。無理しないでね」と返すシチュエーションを想像してください。
この「できれば来て欲しいけど、もしダメなら無理しなくていいからね」という微妙なニュアンス、分かるでしょうか。
「来てね!」とグイグイ押す感じではなくて、相手にも都合があるだろうから、感じよくサラッと「無理しないでね」「もしダメでも気にしないで」という感じです。
これ、あなたならどんなふうに英語で表現しますか?
“No pressure!”
こんな場合に役立つ表現は、ズバリこれです↓
No pressure!
プレッシャーを感じないで、みたいなニュアンスですね。
上に出てきた「来れたら来て欲しいけど…」のように、誰かに何かしてもらいたいけど、プレッシャーに感じないで欲しい、できなくても大丈夫だよといった気持ちが込められています。例えば、
- Come to the party if you can make it. No pressure!
という感じです。
“no pressure” こんな使い方も
“No pressure” は、”No pressure, but …” という形で使われることもあります。
これは、プレッシャーに感じないでと言っておきながら、たいていの場合 “but” 以下にちょっとプレッシャーになるようなことが続くんです。
例えば、何人かの友達でイベントに行こう!と言っていたのに、いつまでたっても行けるかハッキリしない人がいたら、
- No pressure, but tickets are almost sold out.
なんていうふうに使うことができますよ。
こうなると “No pressure” はもはや形だけのもので、かなりプレッシャーを感じますよね。
でも、表面上だけでも口調を和らげるには有効かもしれません。
ちょっとした時に使える “no pressure”
最初に紹介した「無理しないでね」「ダメでも気にしないでね」というニュアンスの “No pressure” は、友達とのカジュアルな会話でかなり役立ちます。
相手が「◯◯しようか?」と言ってくれた時に「そうしてくれたら有り難いけど、無理しないでね」みたいなニュアンスで、
- That would be great, but no pressure!
なんかも使えます。
相手があなたのために「○○しなきゃ!」というプレッシャーを感じて欲しくない時に、ぜひ使ってみてください!