ネイティブがよく使う「行ける」「行けない」の英語表現

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「ごめん。明日、パーティーに行けないんだ」
「来週の飲み会、行けるように頑張ってみるよ」
「昨日は行けなくてごめんね」

これらを英語で言うとしたら、あなたならどんなふうに表現しますか?

日常生活でとってもよく使う「行ける」「行けない」ですが、ネイティブは “go” も “come” も使わずに表すことも多いんです。

この記事の目次

「行ける、行けない」を使うシチュエーション

冒頭に出てきたような「行ける」「行けない」といった表現、普段から会話やメールでよく使いますよね。

何かの集まりに誘われたけど都合がつかなくて行けない(行けなかった)ような場合、日本語では「悪いんだけど行けないんだ」や「行けなくてごめんね」などと言います。

例えば、パーティーに誘われていたのに急に行けなくなってしまった場面を想像してみましょう。

そんな時、”I’m sorry. I can’t come to the party.” と表現していませんか?
もちろんこれでもいいのですが、実はこんな場合には、

  • I can’t make it.

のように “make it” がとってもよく使われるんです。

“make it” の意味と使い方

この “make it” は普段の会話の中で、

  • can make it=行ける参加できる
  • can’t make it=行けない参加できない

という形で使われることがとても多い表現です。難しい単語も使わず、シンプルな表現ですよね。

英英辞書で “make it” の定義を見てみると、

[spoken] to be able to go to an event, meeting etc that has been arranged

ロングマン現代英英辞典

と書かれています。イベントや会(会合)などに「行くことができる、出席・参加できる」という意味なんですね。[spoken] と書いてあるように、口語で使われる表現ですが、友達とのカジュアルなメールでもとてもよく使います。

なので、冒頭に出てきた「ごめん。明日パーティーに行けないんだ」は、

  • I’m sorry. I can’t make it to the party tomorrow.
  • I’m sorry. I don’t think I can make it to the party tomorrow.

のように言えます。もう少し丁寧な言い方では、

  • I’m sorry. I won’t be able to make it to the party tomorrow.

のように “won’t be able to make it” を使うこともありますよ。

“make it” は「来れる、来れない」も表せる

また、”can/can’t make it” は「行ける、行けない」だけでなく「来れる、来れない」を表すこともあります。「参加できる、参加できない」という基本の意味で考えると当然ですよね。

例えば、パーティーに誘ったけど来れるかどうか分からない人に「来れる?」と聞く場合には、

  • Do you think you can make it?
    来れると思う?

でいいんです。そして、その人が当日来てくれたら、

  • I’m so glad you could make it.

で「あなたが来れてよかった」という気持ちを相手に伝えることができます。

このように、”make it” は “can/can’t” を伴って「行ける、行けない」「来れる、来れない」のどちらも簡単に表すことができる便利フレーズなんですね。

“make it” を使った役立つフレーズ

日常会話でとっても役に立つ “make it”。覚えておくと役立つフレーズをもう少し紹介しましょう。

例えば、何かに誘われて「行けるかどうか分からないんだ」と返事をする場合には、

で表せます。これは本当によく使われるフレーズなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

また、行けるかどうか微妙だけど「行けるように頑張ってみるね」と言いたい場合は、

  • I’ll try to make it.

なんかも使えます。そして「もし明日来れる(行ける)んだったら、会えるの楽しみにしてるね」なんていうメールの締めのフレーズとして、

  • Looking forward to seeing you tomorrow if you can make it.

というのもよく目にしますよ。

会話やメールで役に立つ “make it”

友達との約束に行けなくなってしまった場合には “Sorry, I won’t be able to make it” だけではなく、行けなくなってしまった理由も伝えるようにしたいですね。

理由を具体的に言わずに曖昧に言いたい場合には、以下のコラムで紹介している「ちょっと用事ができちゃって…」も参考にしてみてください↓

■正直に「うっかり忘れてました…」と伝える時にはこちらも参考に↓

■お誘いを断るときに役立つ英語フレーズはこちら↓

■「行けたら行くね」「来れたら来てね」も “can make it” で簡単に表せます!

■意外と間違えやすい「予定があるんです」を英語で↓

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