「遅れそう」「遅刻します」を英語で言うと?ネイティブがよく使うフレーズ

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友達との待ち合わせや仕事の会議、遅れてはいけないと思っていても遅れてしまうことってありますよね。

そんなとき「遅れそう」「遅れます」「遅刻します」は英語でどんなふうに言うのでしょうか? “Sorry, I’m late.” でいいのでしょうか?

遅刻しそうなときに必ず役立つ、ネイティブがとってもよく使うフレーズを紹介します!

目次

向かってる途中で「遅れそうです」を英語で言うと?

待ち合わせの時間に遅れそうな時は、事前に相手に知らせておくのが大人のマナーですよね。

家を出る時間が遅れてしまったり、電車が時間通りに来なかったり、ひどい渋滞にはまってしまったりと、理由は様々ですが、事前に「遅れそう」と伝える時によく使われるフレーズがあります。それは、

I’m running late.

です。これは「(予定よりも)遅れています」と、今現在遅れていることを表すフレーズです。

日本語でも「ごめん!ちょっと遅れてるの」みたいに言うことがありますが、そんな感じで「今の段階で予定より遅れている→遅れそう」というニュアンスです。

なぜ “running” なの?と疑問に思った方もいると思います。私も初めてこのフレーズを知った時に「なんで?走ってるから?」と思いました。

ところが、”I’m running late.” の “running” は「走っている」ではないんです。

この “run” は「〜になる」という意味で、”run out(無くなる、尽きる)” や、”run short(不足する、なくなる)” などと同じような使われ方をしています。

なので、”I’m running late.” が「遅れている」になるんですね。決して走っているわけではありません(実際に走っている可能性もなくはないですが…)。

“I’m running late.” を使った例文

“I’m running late.” だけでも十分に役立ちますが、少しバリエーションを持たせて「ちょっと遅れそうです」や「10分遅れそうです」を表してみましょう。

例えば、バスが予定時刻よりも10分遅れて来たので、約束に遅れるかもしれない場合。前もって友達に知らせるとしたら、

  • Sorry, I’m running a little late.
    ごめん、少し遅れそうです(少し遅れてます)
  • I’m sorry, I’m running 10 minutes late.
    ごめんなさい、10分遅れそうです(10分遅れています)

と言えるんです。また、待ち合わせに誰かが遅れて来るのをあなたが知っていて、他の友達に「XXさん遅れてるみたい」と言う場合にも、

  • XX‘s running late.

と言えますよ。

Run, Leo, Run!

©︎Matt Hintsa

待ち合わせに「遅れます」って英語で何て言う?

次は「遅れそう」ではなくて、確実に間に合わない時に「遅れます」「遅刻します」と連絡するフレーズを見てみましょう。

日本語では「ごめん。ちょっと遅れる」や「ごめん!10分遅れる」みたいに言いますが、これを英語でも言いたいですよね。

実は「遅れます」も定番のフレーズがあります。それが、

I’m going to be late.

です。これで「遅刻します」「遅れます」という意味になります。

なぜ “be going to” を使うのかと言うと、それは今の状況から遅れることが分かっているからです。今現在の状況などから考えた根拠や徴候に基づいて「今後〜が起こる」を表すのが “be going to 〜” なので、このシチュエーションで使えるんですね。

■この “be going to” の使い方はこちらのコラムで詳しく解説しています。復習にぜひ↓

“I’m going to be late.” を使った例文

「ごめん!ちょっと遅れます」は、

  • Sorry, I’m going to be a little late.

です。でも、ただ単に「遅れます」よりも「10分遅れます」のように具体的にどれだけ遅れるかを伝えたほうが親切ですよね。そんなときは、

  • Sorry, I’m going to be 10 minutes late.
    ごめん、10分遅れます

のように “late” の直前に “〜 minutes” を入れるだけです。
もしくは、上に出てきた “I’m running late” を使って、

  • Sorry, I’m running a bit late. Will be there in 10 minutes.
    すみません、少し遅れているので、あと10分で着きます

とも言えますよ。

“I’m running late” と “I’m going to be late” の違い

ここで “I’m running late.” と “I’m going to be late.” の違いをもう一度整理してみましょう。

【I’m running late.】
「今のところ予定より遅れている」と言っているだけで、間に合う可能性もゼロではない
【I’m going to be late.】
遅刻が確実な場合の「遅れます」

ただし「今のところ遅れている→その分遅れる」の意味で、遅れるのが確実な場合にも “running late” を使って事前に知らせたりもしますよ。

遅刻の理由の説明に役立つ英語表現

最後に、遅刻して到着した時に役立つ「遅刻の理由」の英語表現を少し紹介します。

まずは理由は何であれ「遅れてごめんね」から始めるのが正解です。これは英語で、

  • I’m sorry I’m late.

です。その後に遅れた理由を付け加えます。よくある「寝坊した」「渋滞に巻き込まれた」や「電車(バス)が遅れた」なら、

  • I overslept.
    寝坊しました
  • I slept through my alarm.
    寝坊しました(目覚ましアラームに気付かず寝過ごした、のニュアンス
  • I got caught/stuck in traffic.
    渋滞にはまった
  • I got held up in traffic.
    渋滞につかまりました
  • The traffic was terrible.
    渋滞がひどくて(道がすごく混んでて)
  • The train/bus was delayed (late).
    電車/バスが遅れました

みたいな感じになります。特に面接やビジネスの約束の場合は「時間を守る=be punctual」であることが大切なので、遅れないように気をつけましょうね。

■自分のせいではなく「混んでいて」を理由にしたい場合には、こんなフレーズも役に立ちますよ↓

■ギリギリで間に合うはどっち?”in time” と “on time” の違いはこちらで↓

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