先日、うちの子の学校で毎年恒例のマラソン大会がありました。
応援に来ていた保護者や他の学年の生徒達が、走っている子どもたちに「頑張れー!」と声援を送っていました。
そこで今回は、スポーツで選手やチームを応援する時に言う「頑張れ!」の英語表現をお届けします。
“Go 〜!” で表す「頑張れー!」
マラソン大会で頑張って走っている子どもを応援する「頑張れー!」で一番よく耳にしたのは、”Go” を使った表現でした。日本語でも「行けー!」と応援したりしますが、そんな感じです。
- Go Thomas!
トーマス、頑張れ! - Go Japan!
日本、頑張れ! - Go! Go! Go!
行けー!頑張れー!
みたいに、”Go” の後ろに名前を入れたり、チーム名を入れると「○○頑張れ!」という意味になります。
学校のマラソン大会でも、1年生が走っている時に上級生が声を合わせて、
- Go Year 1!
と応援していて微笑ましかったです(Year 1はイギリス英語の「1年生」)。”Go” だけではなく “Let’s go” と言うこともありますよ。
“Come on 〜!” で表す「頑張れー!」
そして、”Come on” も「頑張れ!」と応援する時に使われるフレーズです。
これも上の “Go” と同じように、後ろに名前やチーム名を入れて
- Come on, John!
頑張れジョン! - Come on, Ohtani!
行けー、大谷! - Come on!
頑張れ!
みたいに言うと「頑張れ!」とか「行け!」みたいな意味になります。
“Come on!” は一見すると “Go!” と正反対のようなイメージもありますが、”come on” は相手に何か行動を促したい時に使うので、こんなふうに誰かを応援するときに使えるんですね。
- Come on! You can do it!
頑張って。君ならできるよ
みたいに言うこともできますよ。
「頑張れ」はシチュエーションで使い分ける
今回紹介した “Go” と “Come on” で表す「頑張れ」は今まさに目の前で何か(特にスポーツ)をやっている人に声援を送ったり、応援するときの「頑張れ」です。
なので、全ての「頑張れ」に当てはまるわけではありません。
例えば、これから就職の面接に行く友達に「頑張って!」と言いたいときや、引っ越しをする人に「(向こうでも)頑張ってね」と言いたいときには、
と言う方がナチュラルです。
また、上司が部下に言ったり、先生が子どもに対して言う「この調子で頑張れ」と励ます場合は、
- Keep up the good work.
なんかもよく使うフレーズです。
日本語の「頑張る、頑張れ、頑張って」をオールマイティーに表せる1つの英語表現はないので、このフレーズをこんなシチュエーションで使うと「頑張れ」のニュアンスになる、ぐらいの覚え方でいいかと思います。