日本に帰ってきて感じたことがあります。それは「ふわふわ」なパンがとっても多い、ということです。
そしてパンだけでなく、ケーキのスポンジも「ふわふわ」だし、ホットケーキも「ふわふわ」です。夏に食べたかき氷も「ふわふわ」していてびっくりしましたが、先日マクドナルドで何年かぶりに食べたグラコロが、バンズもコロッケも「ふわふわ」すぎて食べた気がしませんでした(笑)
そんな「ふわふわ」って英語でどう言うのでしょうか?
パンが「ふわふわ」って英語で何て言う?
流行りのふわふわな食パンや菓子パンなど、とにかくふわふわな日本のパン。
そんなパンが「ふわふわ」を表すには、
soft
がとってもよく使われます。日本語に訳すと「柔らかい」と、ちょっと味気ない感じになってしまいますが「ふわふわなパン=柔らかいパン」ということですね。
日本に住んでいたことがあるニュージーランド人の友人は日本のパンを “too soft” だと言っていました。
ニュージーランドのパンは食パンは柔らかいものもありますが、それほど柔らかくない食パンもあったり、ハード系ではないにしても食べ応えのあるパンが多いです。
この “soft” はパン以外にも、柔らかくてふわふわしたぬいぐるみやふわふわのフリースジャケットなんかにも使います。食感、手触り、肌触りが「柔らかい」というニュアンスですね。
“fluffy” で表す「ふわふわ」
“soft” 以外でもう一つ定番の「ふわふわ」を表す英単語、それは、
fluffy
です。これも形容詞で、/ˈflʌfi/ と発音します。私はニュージーランドに来るまでこの単語を知りませんでしたが「ふわふわ」を表す時にはとにかくよく出てくる単語です。
“fluffy” の定義を英英辞書で引いてみると、
・soft and like wool or fur
(Cambridge Dictionary)
・light and full of air
と書かれていて、大きく分けると2種類の「ふわふわ」を表します。
①毛が「ふわふわ」を表す “fluffy”
“fluffy” は子犬や子猫・ウサギなど、動物の「毛がふわふわ」を表すときに使われます。”fluffy animals” で画像検索をすると、ふわふわの毛の動物の写真がたくさん出てきますよ。
家にあった絵本にも “fluffy” が登場していました↓
また、本物の動物の毛に限らずフェイクファーの服や物なんかにも使えますよ。下の写真のような暖かそうなふわふわのスリッパも “fluffy slippers” で表せます↓
もしくは上のような「ふわふわ」は “fuzzy” とも言いますよ(”fuzzy” とはふわっとした綿毛で覆われたという意味です)。
②空気をたくさん含んだ「ふわふわ」を表す “fluffy”
辞書にあった2つ目の定義 “light and full of air” というのは “fluffy” の意味の大きな特徴です。
「軽くて空気をたくさん含んだ→ふわふわ」ということですね。なので、食べ物の「ふわふわ」はたいてい “fluffy” で表せてしまいます。
例えば、ふわふわのパンケーキも台湾カステラも、ふわっとしたメレンゲもホイップクリームも、ふわふわの卵料理もカプチーノの泡なんかも全部 “fluffy” で表せます。どれも空気をたくさん含んで軽いですよね。
- I love fluffy pancakes!
ふわふわのパンケーキが大好きです - Add sugar into the the egg whites and continue beating until it’s fluffy.
卵白に砂糖を加えてふわふわになるまで混ぜ続けます - The scrambled eggs were so fluffy!
スクランブルエッグはとってもふわふわだった
上に登場した「ふわふわのパン」も “soft and fluffy” みたいに表現することもできますよ。
■ニュージーランドには “fluffy” という名前の飲み物があります↓
■「食パン」を英語で言うと?