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前回から引き続きお届けする、海外のカフェで困らないための【コーヒーの注文方法完全マニュアル】の後編です。前編を見逃した方はコチラでどうぞ↓
前回はコーヒーの濃さの注文方法までお話ししたので、今回はその先の「もっと自分好みのコーヒーにしてもらう方法」などを紹介します。
コーヒーの種類はニュージーランドのカフェのお話になりますが、その他の英語表現はもちろん他の英語圏でも役立つので、ぜひ参考にしてみてください!
ノンカフェインコーヒーは “decaf coffee”
前回のコラムのコーヒーの濃さのところで書き忘れましたが、実は「カフェインなしのコーヒー」というものもあります。
これは “decaf (decaffeinated:カフェイン抜きの)” と呼ばれるもので、カフェインを摂りたくない人や妊婦さんがよく頼んだりしています。発音は /ˈdiː.kæf/ で、ディーキャフに近いです。
ただし、店によっては置いていなかったりするので、その場合は、
- Do you have decaf coffee?
カフェインなしのコーヒーはありますか?
と聞いてみましょう。decafのコーヒーで作ったカプチーノなら “a decaf cappuccino” となります。
牛乳の種類をカスタマイズする英語表現
日本のスターバックスでも牛乳をいろんなものにカスタマイズできるように、海外のカフェでも好みの牛乳を選んでみましょう!
牛乳を使ったコーヒー(white coffee と呼ばれます)である flat white, cappuccino, latteなどの場合は、何も言わなければ普通の牛乳で作ってくれます。
オプションで大抵のカフェで選べるのは、
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- soy milk:豆乳
- trim milk:低脂肪乳
です。豆乳は追加料金になることが多いですが、低脂肪乳は追加料金は取られません。
ニュージーランドでは低脂肪乳は “trim milk” と呼ばれることが多いので、低脂肪乳のラテを注文するときは、
- Can I have a trim latte?
- Can I have a latte with trim milk?
低脂肪乳で作ってください
となりますが、”a skinny latte(低脂肪乳のラテ)” のような言い方もできます。
英語でブラックコーヒーを注文してみよう
牛乳を使わないブラックコーヒーのロングブラック(long black)はかなり濃いので、薄めて飲みたい人もいると思います。そんな場合には、
- Can I have a jug of hot water with my coffee?
コーヒーと一緒にお湯をもらえますか?
と言えば、コーヒーと一緒にお湯を持ってきてもらえるので、自分で濃さを調節することができます。ちなみに “jug” とは下の写真のようなものです。ブラックコーヒーに入れるミルクが少しだけ欲しい時にも、
- Can I have a jug of milk on the side?
別添えのミルクをもらえますか?
と言えば、”jug” 入りの牛乳を持ってきてもらえますよ。少しだけでよければ “a small jug of 〜” なんかも使えます。

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英語でカプチーノを注文してみよう
ニュージーランドでカプチーノを注文すると、
- Would you like chocolate or cinnamon?
と聞かれることがあります。これはコーヒーの上に振りかける粉を「チョコレートパウダーかシナモンパウダー、どちらが良いですか?」と聞かれているので、チョコレートが良ければ “Chocolate, please.”、シナモンなら “Cinnamon, please.” と言えばOKです。
何も振りかけないで欲しいなら “Nothing on top, please.” です。
もし何も聞かれなかった場合は、チョコレートパウダーがかけられることが多いです。
赤ちゃん・子ども用の “fluffy”、”babycino” とは?
ニュージーランドのカフェでは、小さな子ども用に、
- fluffy
- babycino(babyccino)
というメニューがあります。
これはカプチーノのふわふわの泡だけを小さなエスプレッソカップに入れたものです。コーヒーは入っていなくてミルクの泡だけなので、赤ちゃん・子どもでも安心して飲めます。
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上にチョコレートパウダーやチョコレートソースがかかっていたり、カラフルなスプリンクルが乗っていたり、マシュマロが付いてきたり、店によって違うことも多いです。
↓ 左奥の小さいのが “fluffy/babycino”。これはチョコレートパウダーがかかっています。

■”fluffy” とは「ふわふわの」という意味です↓
「店内で?それとも持ち帰りですか?」を英語で
「こちらでお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」を表すフレーズは以前に紹介しましたが、これはカフェに限らずファストフード店でも必ず聞かれるので覚えておくと便利です。
- (To) have here or take away?
でしたね。”For here or to take away?” と聞かれることもあります。
日本で言う「テイクアウト」はイギリス英語圏のニュージーランドでは “(to) take away” や形容詞の “takeaway” を使うのが一般的です。
- Can I have a cappuccino to take away?
- Can I have a takeaway cappuccino, please?
テイクアウトのカプチーノを1つください
と言えばオッケーです。アメリカ英語では “to take away” の代わりに “to go” がよく使われます。
お会計で役立つ英語表現
コーヒー1杯はニュージーランドでは大抵4ドル〜6ドルです。もし$4.20だと、
- Four twenty.
- Four dollars and twenty.
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などと言われます。ニュージーランドでは少額でもクレジットカードで支払えるカフェが多いのですが、分からない場合には、
- Do you take credit cards?
クレジットカードは使えますか? - Do you take Visa?
ビザカードで支払えますか?
などと聞いてみるといいですね。支払いを済ませたら終了です!
店を出る時には、持ち帰りの場合はコーヒーを受け取ったら “Thank you.” に加えて、
など一言添えるといいカンジですね。私も前の職場でお客さんに “Have a good day!” と言われると忙しくてもふわっと嬉しい気持ちになりました。
店内で飲み終わって帰るときも、黙って店を出るよりも “Thank you. Great coffee.” などと、ひとこと店員さんに声をかけてあげるだけで、向こうもhappyな気分になると思います!
前編の「海外のカフェで英語で注文してみよう!」は、こちらからご覧いただけますので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね↓
■「紅茶」にまつわるカフェで役立つ英語表現はこちら↓