“to go” と聞くと、どんな意味を思い浮かべますか?
“go” にはいろんな意味があるので、もちろん “to go” もいろんな場面で使われるのですが、今回は日常的によく使う “to go” の意味と使い方をお届けしたいと思います。
あわせて “Way to go!” というフレーズの意味も紹介します!
「持ち帰りで」を表す “to go”
“to go” と言えば、一番有名なのは「持ち帰りで」という意味かもしれません。
- Can I have a black coffee to go?
持ち帰りで、ブラックコーヒー1つください - For here or to go?
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか? - Can you make that to go?
(オーダーした後で)それ、持ち帰りにしてもらえますか?
みたいな感じです。イギリス英語の影響が強いニュージーランドでは、この意味では “(to) take away” をよく使います。
- Have here or take away?
こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか? - Can I have a latte to take away?
- Can I have a takeaway latte?
持ち帰りでラテ1つください
「(〜まで)あと◯日、残り◯日」を表す “to go”
もう一つ、“to go” がとってもよく使われるのは「〜まであと⚪︎日」のような「あと、残り〜」を表す時です。
何かゴールや到達点があって、そこまであとどのくらいというニュアンスですね。
- There is only one week to go before Christmas.
クリスマスまであと1週間しかない - There are three more days to go before my summer vacation!
夏休みまであと3日だ! - 18 days to go until the Osaka Expo!
大阪万博まであと18日だ! - Two weeks to go until my due date.
出産予定日まであと2週間だ - We still have 100km to go.
(車の移動時などに)まだあと100kmあるよ - One done, three to go!
1つ終わった、あと残り3つだ!
「あと◯日」は “to go” を抜かして、“There is only a week until/till Christmas.” のように言うこともありますよ。何かまでの日数のカウントダウンによく使われます。
また、“〜 to go until” の後ろは名詞だけでなく「主語+述語動詞〜」を続けることもできます。例えば、
- I still have 3kg to go until I reach my goal weight.
目標体重までまだあと3kgある
みたいな感じです。

“Way to go!” の意味とは?
“Way to go!” というフレーズを耳にしたことはありますか?
これはアメリカ英語で特に使われるのですが、こんな意味のフレーズなんです↓
(NAmE, informal)
Oxford Advanced Learner’s Dictionary
used to tell somebody that you are pleased about something they have done
・Good work, guys! Way to go!
頑張って何かを達成した人、成功を収めた時に「よくやった!」「よくやったね!」と声をかけるニュアンスですね。
スポーツの応援で「いいぞ!」みたいなニュアンスで使われることもあります。
明るいトーンで言うのがポイントで、暗いトーンで言うと「やっちゃったね…」と皮肉の意味にもなります。
ニュージーランドやオーストラリアでは “Way to go!” よりも “Good on you!” がよく使われますよ↓
今回のコラムに登場した英語表現
以下のコラムでは、今回のコラムに登場した英語表現を詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください!
■「〜まであと⚪︎日」は “to go” 以外にもよく使う表現があります↓
■イギリス英語では定番の “take away” と “takeaway”↓
■“vacation” と “holiday” はどう違う?
■いつも “finished” ばかり使っているという方、“done” も使ってみませんか?