“really” は使う位置に要注意!

英語にもあった!「ドタキャン」の表現
「〜できた」に “could” は使わない?
“maybe” には要注意?

スポンサーリンク

今朝、何となくテレビの音楽チャンネルをつけていたら、以前に流行ったある洋楽のプロモーションビデオが流れていました。

この曲、サビの部分に “I really don’t care” という歌詞が出てくるのですが、その “really” が今日のテーマです。

会話の中に何かとよく登場する “really” ですが、使う場合には文章の中のどこに “really” をもってくるかが意外と重要なんです。

“really” の位置ってどういうこと?

まずは、私が見たプロモーションビデオはDemi Lovatoの『Really Don’t Care』という曲です。

彼女は映画『Frozen(邦題:アナと雪の女王)』のエンディング『Let It Go』を歌っていましたが、その彼女が2014年にリリースして大ヒットしたのがこの『Really Don’t Care』です↓

フラれた元彼に対して挑戦的な感情を歌ったこの曲のサビの部分で “really” が出てきます。

Even if the stars and moon collide
I never want you back into my life
You can take your words and all your lies
Oh oh oh I really don’t care
Oh oh oh I really don’t care

この “I really don’t care” はどういう意味なのでしょうか?
また “I don’t really care” とはどう違うのでしょうか?

“I don’t really like it” と “I really don’t like it”

例えば、友人のホームパーティーに招待されて、自分が嫌いな食べ物をすすめられたとします。
あなたなら下の2つのうち、どちらを使って断りますか?

スポンサーリンク

1. I don’t really like it.
2. I really don’t like it.

先に言ってしまうと、1と2では意味が変わってしまうんです。

“really” の位置が違うだけなのですが、これが “really” を否定形で使うときに気をつけたい理由です。

“really” は「本当に・とても」という意味でしたよね。そして “really” は、強調したい言葉の直前に置かれます。言い換えれば “really” はすぐ後ろに来る言葉を強調します。

1の “I don’t really like it” は “like” を強調して “don’t” で否定しているので「”本当に好き” じゃない」という意味ですが、自然な日本語では「そんなに(それほど)好きじゃない」という言い方をしますよね。

それに対して2の “I really don’t like it” は “don’t like” を強調するので「本当に “好きじゃない”」となります。これは「本当に嫌い = 大嫌い」と、かなり強いニュアンスになります。

Blueberries

そうすると1の方がキライ度は低いということになります。

または、たとえ大嫌いでも1を使ってやんわり断るという会話のテクニックで使われることもよくあります。

冒頭に出てきた歌の歌詞は “I really don’t care” なので「(元彼のことなんて)本当に全く気にしない、どうでもいいわ」とスパッと言い切っています。もし “I don’t really care” なら「そんなに気にしない」となってしまうので、エラい違いですよね。

“Not really” は必ず覚えたい

“Not really.” は、日常会話でとってもよく出てくるので必ず覚えておきたいフレーズです。

上に出てきた1のパターンと同じで「それほど・・・ではない」という否定の文章ですが、相手の質問に対する答えとして “Not really.” 単独でも使われます。

例えば “Are you hungry?” と聞かれた場合。

お腹が全く空いていなければ “No” と答えればいいのですが、全く空いてなくはないけどそれほど空いていない時ってありますよね。

“No” でも “Yes” でもないけど、どちらかというと “No” に近い感じの曖昧なニュアンスを表せる答えが “Not really.” です。
また、これも本当は “No” だけどズバッと答えるのがためらわれるような場合にもよく使われます。オブラートに包む、ちょっと大人な受け答えですね。

そんなやんわりした “No” を表す方法は、こちらのコラムも参考に↓

ちょっとした違いが大きな違い

たいていの場合、たった一つの単語の位置だけで文章全体の意味が大きく変わるということはあまりないので、ちょっとした語順のミスに神経質になる必要はないと思います。

ただ、今回紹介した “really” 以外にも “always” も同じように、位置次第で文章の意味やニュアンスが変わってしまいます。

自分が意図した意味ではなく受け取られてしまわないように、少しだけ気をつけてみましょう。最初は頭がこんがらがりそうになりますが、実際にどんどん使ってみるのが、慣れる近道です!

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

COMMENTS