日常生活で使う身近なものだけど、英語で言おうとしたら「あれ?これって英語でなんて言うんだろう?」と疑問に思うようなものってありませんか?
今回はその中から、擬音語がそのまま名詞になってしまった、緩衝材の「プチプチ」の英語表現をお届けしたいと思います。
あわせて「緩衝材」と「擬音語」を英語で何と言うのかも紹介します!
緩衝材の「プチプチ」は英語で何て言う?
壊れやすい物を包んだり、断熱材として使ったり、ストレス解消に潰したり…と、いろんな用途に使えて誰もが知っている「プチプチ」。
そんな「プチプチ」は英語では何て言うのでしょうか?正解は…
bubble wrap
です。「気泡のラップ(包むもの)」ということですね。
“bubble sheet” と呼ぶこともありますが、これは「マークシート」の意味もあるのでちょっと紛らわしいかもしれません。他のバリエーションとしては、
- 袋タイプのプチプチ → bubble bag
- 内側にプチプチが貼り付いている封筒 → bubble (padded/cushioned) mailer
- ロール状に巻いて販売されているプチプチ→ bubble roll
みたいに呼ばれています。
ちなみに「プチプチ」も “Bubble Wrap” も両方とも登録商標って知ってましたか?日本語では「エアーパッキン」と言ったりもしますが、「気泡緩衝材」なんていうかしこまった名前が「プチプチ」の正式名称です。
「緩衝材」を英語で言うと?
プチプチ以外にもいろんな緩衝材がありますが、そもそも「緩衝材」って英語で何て言うのでしょうか?
これは他にも言い方があるかもしれませんが、
cushioning material(s)
という表現を個人的にはよく目にします。
これはもちろん「クッション」の “cushion” なのですが、動詞の “cushion” には「衝撃を和らげる」という意味があります。
そして “cushioning” だけでも「衝撃を和らげるもの=緩衝材、クッション材」という意味があるのですが、梱包する時の「資材」というニュアンスでは “cushioning material(s)” と言うことが多いかなと思います。
ちなみに、空気がポンポンに入った緩衝材(エアー緩衝材?)ってありますよね。何個か繋がっていてミシン目でピリピリ切れる、あれです。あれは “air pillows” と呼ばれます。
「擬音語」は英語で何て言う?
今回紹介した「プチプチ」は擬音語がそのまま物の名前として使われている例ですよね。
そんな「擬音(声)語」を意味する英語も一緒に覚えておきましょう。それは、
onomatopoeia
です。日本語でも擬音語・擬声語・擬態語を「オノマトペ」と呼んだりしますが、”onomatopoeia” の発音は /ˌɒn.əˌmæt.əˈpiː.ə/ なので、英語で言う場合は発音とアクセントを置く場所にも注意してくださいね。
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