電子書籍『日本人が知らないイギリス英語入門』を読んでみた【レビュー】

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突然ですが、皆さんはイギリス英語にどんな印象を持っていますか?

「イギリス英語が好き!」という方もいれば「興味はあるけど、よく知らない」「TOEICで全然聞き取れない…」あるいは「イギリス英語って何?」という方もいるかもしれません。

これまで日刊英語ライフでもたくさんのイギリス英語表現を紹介してきましたが、今回はちょっと面白い電子書籍を紹介したいと思います。

有り難いことに英語学習系の書籍を紹介して欲しいという依頼をちょくちょくいただくのですが、今回はその中でも私が自信を持ってオススメする1冊を紹介したいと思います。

イギリス英語にちょっとでも興味がある方も、そうでない方も必見ですよ!

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『日本人が知らないイギリス英語入門』

今回紹介するのは『日本人が知らないイギリス英語入門』という電子書籍です。

入門と書いてあるだけあって、レベル的にはイギリス英語への最初の扉を開けるような内容なのですが、これが普通の参考書とは一味違っていて、読んでいてめちゃめちゃ引き込まれました。

その理由は、英語のことだけが書いてあるのではなくて、イギリス人の特徴やイギリスのカルチャーなどをイギリス人の著者が書いているからです。

しかも、この著者さんは日本に11年住んでいる英語の先生なので、日本やアメリカとの違いにも触れてあって、参考書というよりも読み物として「へーっ」という発見がたくさんあって、一気にサクサク読んでしまいました。

では早速、どんなことが書いてあるかを簡単に紹介しましょう!

旅行や留学で役立つボキャブラリー・会話

構成としては、Lesson1から20まであって「イギリス人が使う挨拶」「イギリス人のマナー」「スーパーで買い物をする際に使うフレーズ」のようなテーマごとに分けられています。

そして、それぞれのテーマごとに、

  • カルチャーポイント:ざっくりしたイギリス英語表現・カルチャーの紹介
  • ボキャブラリー:アメリカ英語で使われる単語との違い・比較
  • 短いダイアログ(4つほど):具体的な会話例と詳しい解説

という流れで、旅行の際に役立つ英語だけでなく、留学などでこれから現地で生活を始める人が知っておきたい生活情報も盛り込まれています!

その中で私が特にいいなと思ったのは、実際に使えそうな会話例と、その解説です。
イギリス人が実際によく使うフレーズやボキャブラリーがたくさん紹介されているのはもちろん、随所でアメリカ英語との比較が意識されています

実物はこんな感じです↓(おしゃれなデザインではなものの、基本を一通りおさえた濃い内容です!)

そして、この電子書籍のいいところはダイアログの音声がダウンロードできることなんです!

イギリス英語って聞き慣れてないと「何を言っているのかサッパリ分からない…」となると思うのですが、このダイアログはちょっとアクセントの違うネイティブ2人の音声で、イギリス英語のリスニング教材としてもオススメです!

新しい発見がいっぱい!

私が住んでいるニュージーランドの英語はイギリス英語寄りなので、正直なところ新しい発見はそんなに期待していなかったのですが、読んでよかったと思いました!

特にイギリスのカルチャーは知らないことが多く、例えば、電車のチケットは日・時間・季節などによって運賃が異なること、テレビ受信料の法律はとても厳しくて払わないと罰金がある、イギリスのパブは意外と早く閉まる…など、とっても興味深い情報がたくさん。

また、日本では「英語では簡単に “sorry” と言ってはいけない」と思っている人が多いと思いますが、実はイギリス人は “sorry” を使うことが多かったり、あるいは「英語ではとりあえず自己主張が大事」みたいに思われているけど、イギリス人は控えめな表現を好んだり…みたいなことも書かれています。

日本人が持っている「英語ってこういうもの」というイメージがガラッと変わる人もいるのではないかと思います。

イギリス英語って必要?

日本にいるとアメリカ英語にどっぷり浸かりがちで、イギリス英語なんて知らなくても問題ないと感じてしまうかもしれません。

でも、この本にも書いてあったのですが、世界にはイギリス英語を学校で教えていたり、実際にイギリス英語の影響を受けた英語を使っている国ってたくさんあるんです。
例えばヨーロッパの国々やオーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港などですね。

なので、世界のいろんな人とコミュニケーションをする上で、イギリス英語がどんなものかだけでも知っておくと、必ず役に立つことがあると思います。

そんな「これだけは知っておきたい!」というイギリス英語の基礎を知るには、この本はとってもオススメです。「へーっ!」という発見があってどんどん読み進めているうちに、イギリス英語のいろはが身についてしまいますよ!

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