“each other” を使わない「お互い」とは?

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「お互い」を英語で言うとすると、真っ先に思い浮かぶのは “each other” だと思います。

確かに、日常会話では “each other” がとってもよく使われるのですが、実はもう一つ「お互い(に)」を表すフレーズがあるんです。

それがたまたま最近のニュースにも出てきていたので、今回のコラムで紹介したいと思います。

“each other” に代わって使われる「お互い(に)」とは、どんなフレーズなのでしょうか?

イギリスの爆発事件を受けて

先日イギリスのコンサート会場で起きた、テロと思われる爆発事件を受けて、多くの著名人がコメントを発表したりTwitterでつぶやいたりしています。

そんな中、ミュージシャンのJustin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)のTwitterにはこんなことが書いてありました。

My thoughts and prayers are with all those affected by this horrific act in Manchester. We need to do better.

そして最後に、”We need to LOVE お互いに” という内容の文章で締められているのですが、この「お互いに」が “each other” ではなかったんです。

Justin Timberlake

“each other” 以外の「お互い」

ここに登場していた「お互い」を表すフレーズとは、”one another” でした。

この “one another” は “each other” ほど頻繁には使われないものの、意味的には “each other” と同じように使われるフレーズで、私はちょくちょく遭遇します。

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では、”each other” との違いは何なのか、気になりませんか?

私も調べたことがあったのですが、英英辞書で “one another” と引くと “each other” と書かれてあるだけでした…
でも、British Councilのページには、分かりやすくこんなふうに書かれています↓

Traditionally, each other refers to two people and one another refers to more than two people, but this distinction is disappearing in modern English.

つまり【each other → 2人の「お互い」】【one another → 3人以上の「お互い」】

という使い分けがあったんですね。でも今は、ここにも書かれてあるように3人以上でも “each other” を使うことがよくあるので、その区別は気にしなくてもいいようです。

Painted/brushed heart symbol ♥ abstract love

“one another” の使い方

先ほど登場したジャスティン・ティンバーレイクのTwitterに話を戻しましょう。

今回の事件を受けての “We need to LOVE ONE ANOTHER” なので、憎しみ合ったり殺し合ったりしないで「お互いに愛し合わないといけない」ということですね。(大文字の箇所は原文そのまま引用しています)

また、アメリカの人気司会者エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)は、自身のトーク番組で毎回最後に必ず言う締めのフレーズがあるのですが、そこにも “one another” が出てきます。

そのフレーズとは “Be kind to one another” で、日本語に訳すと「みんなお互いに思いやりを持って親切にしようね」という、ちょっと説教くさい感じになってしまうのですが、すごくシンプルでいい言葉だなと私はいつも思います。

“each other” の「お互い」と合わせて、”one another” もぜひ覚えておいてくださいね!

こちらも合わせてどうぞ

今回の事件のように、人が亡くなった時や悲しいニュースに遭遇した時によく使われるフレーズは、以下のコラムで紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。


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