日常会話で役立つ “chance” の意味と使い方

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日本語で「チャンス」と言うと、どんなことをイメージしますか?

「今がチャンス!」「絶好のチャンス」というふうに「好機」という意味で使われることが多いですよね。
でも、英語の “chance” は、それ以外の意味でも日常会話でよく使われるんです。

今回は、使えるようになると結構便利な “chance” を紹介します!

この記事の目次

よくある “chance” の意味と使い方

日本語の「チャンス」は冒頭でも書いたように、どちらかと言うと「好機」という意味で使われることが多いですが、英語の “chance” は、

  • 機会
  • 可能性、見込み

という意味でよく使われます。

例えば、あなたがある映画を見て感動したので、友達に「機会があったらぜひ見てみて」と言う場合にも “chance” を使って、

  • You should see it if you have a chance.

というふうに言えます。
また「可能性」という意味で使う “chance” は “Is there any chance 〜?(〜は可能ですか?)” というフレーズでよく使われます。

例えば、買った物を返品したい時に、返金してもらえるのかを尋ねる場合には、

  • Is there any chance I could get a refund?
    返金してもらうことはできますか

みたいに店員さんに聞いたり、「明日オフィスに来てもらえる?」と聞く場合には、

  • Is there any chance you could come to my office tomorrow?

とも言えます。可能性や見込みを尋ねるニュアンスですね。
“Is there” を省略して、カジュアルに “Any chance 〜?” というふうにも使われますよ。

そんな “chance” という単語、もっと活躍させることもできるんです。
私が実際に経験した、とある “chance” を使うハプニングがあったので、そのお話をしましょう。

実際に起こったハプニングとは?

それは、空港に向かう途中で起きました。

家を出てバス停に向かっている時に、履いていたブーツの底が剥がれてしまったんです。
左足の裏の、つま先から真ん中あたりまでがベリっとめくれて、歩いているとパカパカする感じです。分かりますか?

最悪です。バスと飛行機の時間も迫っていて引き返せません。しかも、ニュージーランドでは日本のコンビニのように接着剤がすぐ手軽に買える場所もありません。

仕方なくそのまま空港に行って、空港で接着剤を売っている店を探すことになりました。

ここまでは全く “chance” の影もかたちもありませんよね。”chance” が登場するのはここからです。
何だか想像できますか?

「ひょっとして〜ですか?」を表す “by any chance”

私は空港に着いてから、本&文房具ショップの店員さんに「あのー、もしかして接着剤って売ってますか?」と、ダメもとで聞いてみました。

ここでようやく “chance” の登場です。
この「ひょっとして(もしかして)〜ですか?」と聞きたい場合に、

by any chance?

というフレーズが活躍するんです。日本語で「もしかして…」を使う場面を想像してもらえば分かりやすいのですが、何か確信がないことやあやふやなことを尋ねる場合に使いますよね。

英語でもそんなニュアンスを出したい時に、この “by any chance” がピッタリなんです。この時、私は店員さんに、

  • Do you sell super glue by any chance?

と聞きました。この文章では “by any chance” が無くてももちろん意味は伝わりますが、”by any chance” があることによって「ちょっとお尋ねしますが、ひょっとして売っていますか?」というニュアンスが出ます。

Super Glue

控えめにお願いする時の “by any chance”

この “by any chance” は、不確かなことを尋ねる場合によく使いますが、何かを控えめにお願いしたい時にも使える便利な表現なんです。

  • I was just wondering if by any chance you could help me.
    もしかしてお力を貸していただけませんでしょうか
  • Do you have a pen I can borrow, by any chance?
    お借りできるペンをひょっとしてお持ちでしょうか?

と聞くと、控えめに尋ねながら丁寧にお願いしているカンジが出せます。

日本語にもなっている「チャンス」ですが、日本語の「チャンス」の意味だけでなく、英語で使えるようになると、かなり重宝する単語です。

“by any chance” や “Is there any chance 〜” ぜひ使ってみて下さいね。

■同じ意味で “happen to do something” も口語でとてもよく使われる表現です↓

“chance” にまつわる英語コラム

■”a good chance” は「良い機会」ではありません↓

■”by chance” は「たまたま、偶然」を表す時によく使われます↓

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