街で友達や知り合いと偶然出くわすことってありますよね。
私は、何年も会ってなかった地元の友人にディズニーランドのアトラクションの列でばったり会ったことがありますが、そんな「ばったり会う」って英語でどう言うのでしょうか?
意外と使うことの多い「〜とばったり会う」や「〜と偶然会う」の表現を、ネイティブがよく使うフレーズを中心に紹介したいと思います!
“run into 〜” で表す「ばったり会う」
「〜と偶然会う」を表すフレーズで、私が一番よく耳にするのは、
run into 〜
です。「〜」のところに「誰」を入れるだけで簡単に「〜とばったり会う」が表せます。
実際の会話では「ばったり会った」のように過去形で使うことが多いので “ran into 〜” になります。例えば、
- I ran into your sister in town.
君の妹(お姉さん)に街で偶然会ったよ - I ran into my ex on the street.
元彼(元カノ)に道でばったり会った - Guess who I ran into today?
今日、誰にばったり会ったと思う?
みたいな感じです。”ran” の発音は /ræn/ であることも確認しておきたいですね。
“run into 〜” は文字通りに訳すと「〜の中に走る」ですよね。走って行ってぶつかる感じのイメージです。なのでそのまま、
- I wasn’t looking where I was going and I ran into the door.
私はちゃんと前を見ていなくてドアに激突した
みたいに「〜にぶつかる」を表すこともありますが、人と「ばったり会う」「偶然会う」はそんなイメージをもっと派生させた感じですね。
“bump into 〜” で表す「ばったり会う」
そして、”run into 〜” と同じ意味で使われるのが、
bump into 〜
です。”bump” とは、何かをどこかにドーンと「ぶつける」や「ぶつかる」を意味します。例えば、
- I bumped my knee on the corner of the desk.
机の角に膝をぶつけた - He bumped into me and I fell over.
彼が私にぶつかってきて、私は転んだ
のような感じです。これもイメージを膨らませると、誰かにぶつかるように「ばったり会う」「ばったり出くわす」というイメージができませんか?
- I bumped into a friend on the train.
電車で友達にばったり会った - My wife said she bumped into you the other day.
妻が先日君にばったり会ったって言ってたよ
“by chance” や “happen to” も使える
上で紹介した2つは口語でとてもよく使われるインフォーマルな表現です。そこで、フォーマルな場面でも使える表現も紹介しておきましょう。
「ばったり会う」は別の言葉で言い換えると「予期せず偶然出会う」ということなので、それをそのまま英語で表現すればOKです。
例えば「偶然に」「たまたま(〜する)」を表すフレーズに、
- by chance
- happen to 〜
というのがあります。なので、これらを使って、
- I met John by chance at Tokyo station.
ジョンに東京駅で偶然会った - I happened to meet John in Ginza.
銀座でジョンに偶然会ったよ
などでも「偶然会った」というバッタリ感が表せますね。
■”happen to do something” は疑問文で使うと「ひょっとして〜だったりしますか?」「もしかして〜だったりしませんか?」という丁寧に尋ねる表現になります↓
ばったり会った時の会話に使えるフレーズ
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