“sure” は日常会話でとてもよく使う単語ですよね。では、実際にどんな使い方をしていますか?
あまり意識することはないかもしれませんが、実は “sure” には形容詞と副詞の使い方があります。
今回は、ネイティブがよく使う “sure” の使い方のまとめと、副詞の “sure” の意味と使い方を紹介したいと思います!
覚えておきたい “sure” の意味
私が考える、会話の中でよく使われる “sure” は大きく分けて4つです。
- 「確かな」
- 「もちろん、ぜひ」
- 「どういたしまして」
- 「(意味を強調して)本当に」
1は形容詞の “sure” ですね。これは日常会話にとてもよく出てきます。例えば、
- Do you want some? −I’m fine. Thanks. −Are you sure?
「ちょっといる?」「ううん、大丈夫」「本当に?」 - I’m not sure if they take credit cards.
あの店でクレジットカードが使えるかどうかはよく分からない - Please make sure you bring your photo ID with you.
必ず写真付きの身分証明書を持ってきてください
みたいな感じですね。これらは全て形容詞の “sure” です。
そして2から4が副詞の “sure” です。1から3の “sure” はこれまでに紹介したので、今回は4の “sure” の使い方を取り上げたいと思います。
「本当に」を表す副詞の “sure”
以前、こんなことがありました。道で知り合いに偶然会ったのですが、その日はめちゃくちゃ寒かったので、
- Hi. So cold, isn’t it?
めっちゃ寒いね
と言ったら、
- Sure is!
と返ってきたんです。この “Sure is.” ってどんな意味だと思いますか?
なんだか “sure” の位置に違和感があるような気もするのですが、語順はこれでいいのでしょうか?
実はこれでいいんです。そして、この “Sure is!” は「本当だね」を表すときによく使うフレーズなんです。
“(It) sure is” の使い方とsureの位置
私は最初にこの “sure” の使い方を耳にしたときに語順がしっくりこなかったのですが、“Sure is.” というのは、
- It sure is.
本当にそうだね
の “it” が省略された形で、相手が言ったことに強く同意するときに使います。“sure” の位置に注目してくださいね。“It’s sure.” ではありません。
また、相手に同意するときだけではなく普通の文章の中でも意味を強調したいときに使えますよ。
- It sure was hot in Tokyo today.
今日の東京は本当に暑かった - I sure am going to miss you.
あなたがいなくなると本当に寂しくなるよ - You sure do like coffee, don’t you?
本当にコーヒーが好きなんだね
みたいな感じです。基本的にはアメリカ英語でよく使われるようですが、私の周りでもよく耳にしますよ。
形容詞の “sure” とは使う位置も意味も違ってくるので、しっかり使い分けてくださいね。