先日は「生年月日」を英語で何と言うのかのコラムを紹介しました。そんな「生年月日」にも必ず出てくるのが【西暦】ですよね。
では、西暦を自信をもって読めていますか?
私自身「あれ?どうだっけ?」とあやふやになったこともあるので、今回は【英語での西暦の読み方】をおさらいしたいと思います。
- 794年
- 1805年
- 1900年
- 1983年
- 2000年
- 2003年
- 2019年
を英語でどう読むのか、ちょっと考えてから読み進めてくださいね。
1900年、2000年の読み方
まずはキリがいい年から見ていきましょう。
「1900年」のような下二桁が「00」、もしくは「2000年」のような下三桁が「000」で終わる年代を英語で読むときのルールはこうです↓
後半2桁が「00」で終わる → hundred で表す
後半3桁が「000」で終わる → thousand で表す
例えば、1500年や1900年、2000年は、
- 1500年 → fifteen hundred
- 1900年 → nineteen hundred
- 2000年 → (the year) two thousand
となります。ただの数字ではなく「西暦」ということをハッキリさせるために “the year” を付けて “the year two thousand” のように言うこともあります。
西暦1999年以前の読み方
西暦の読み方は1999年より前か、2000年より後かでちょっと変わってきます。
これを読んでいただいている大半の方の生年月日の「西暦」は1999年よりも前だと思いますが、そんな1999年以前の西暦を読むときのポイントは、大きく分けて2つ、
前半と後半の2桁ずつに分けて読む
十の位に「0」がくる場合は “oh” と読む
です。ちょっと例を挙げてみると、
- 794年 → seven ninety-four
- 1785年 → seventeen eighty-five
- 1805年 → eighteen oh five
- 1983年 → nineteen eighty-three
みたいな感じです。
西暦2001年以降の読み方
「2000年」は “(the year) two thousand” でしたね。では次に、2001年以降の西暦の読み方を見てみましょう。
2001年以降の読み方はこんな感じです↓
2001年〜2009年 → two thousand (and) xx、(twenty oh xx)
2010年以降 → twenty xx、two thousand (and) xx
2001〜2009年は “thousand” を使った表現が一般的によく使われます。ただ、2桁ずつに区切って読んでも間違いではありません。
- 2003年 → two thousand (and) three、(twenty oh three)
イギリス英語では “hundred” の後ろに必ず “and” が入りますが、アメリカ英語では省略されることがあります。これは普通の数字を読むときのルールと同じです。
そして、2010年以降は前半後半の2桁ずつに区切って読むバージョンと、”thousand” を使うバージョンの2パターンがあって、どちらとも使われています。
- 2019年 → twenty nineteen、two thousand (and) nineteen
- 2020年 → twenty twenty、two thousand (and) twenty
“thousand” を使った表現はフォーマルで、2桁ずつ読むのはカジュアルな印象があります。
ただ、”the 2020 Olympics” のように形容詞的に使う場合には “twenty twenty” のように読むことが多いですよ。
英語での西暦の読み方、まとめ
西暦を英語で読むときの基本のルールをおさらいしておきましょう。
前半と後半の2桁ずつに分けて読む
十の位に「0」がくる場合は “oh” と読む
2001-2009年は “two thousand and xx” で表す
下2桁が「00」で終わる場合は “〜 hundred” で表す
下3桁が「000」で終わる場合は “〜 thousand” で表す
以前に紹介したコラム英語の日付の書き方・読み方、おさらい!の内容とあわせると、自分の生年月日(date of birth; DOB)が完璧に言えますね!