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最近ではオーストラリアの森林火災(bushfires)への募金がニュースで取り上げられていますが、日本でも大きな自然災害があると募金をしたりしますよね。
では、そんな「募金、募金する」って英語でどう言うのでしょうか?
「募金する」とあわせて「寄付する」を表すときによく使われる英語表現も紹介します!
「募金する」を英語で言うと?
「募金する」は英語で “give money” でももちろん通じますが、よく使われる表現にこんなものがあります↓
- make a donation
- donate
それぞれの詳しい使い方はあとで順番に紹介しますが、1つ目の “donation” とは「寄付、寄付金、寄贈品」という意味です。「お金の寄付⇒募金」ということですね。
そして2つ目の “donate” は動詞で「いくら募金した」とか「どこ(誰、何)に募金した」「何を寄付した」などを具体的に表す場合によく使われます。
“donation” の意味と使い方
上でも少しふれましたが、”donation” には「寄付、寄付金」という意味があります↓
something, especially money, that you give to a person or an organization in order to help them
(ロングマン現代英英辞典)
「人や組織を助けるためにあげる何か(特にお金)」と書かれていますよね。なので、困っている誰かを助けるためにあげるお金(=募金)によく使われる単語です。
- I made a donation to UNICEF.
ユニセフに募金しました - A local organization made a generous donation to help those affected by the Australian wildfires.
地元の団体がオーストラリアの森林火災の被害を受けた人々を助けるために多額の募金(寄付)をした
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“donate” の意味と使い方
次に動詞の “donate” の定義も見てみると、
to give something, especially money, to a person or an organization in order to help them
(ロングマン現代英英辞典)
となっています。なので、これも「誰かを助けるために何か(特にお金)をあげる」ということですね。
動詞の “donate” は具体的な寄付金額(募金額)を表す場合によく使われる印象があります。その場合には、”donate” の後に金額を入れるだけでOKです。
- Nicole Kidman has donated $500,000 to Australia’s fire services.
ニコール・キッドマンはオーストラリアのいくつかの消防隊に50万ドルを募金した
また、誰に(どの団体に、何に)寄付したのかを表す場合には、これも “donate to 〜” で表せますよ。
- Lots of people have donated to relief efforts for the wildfires.
たくさんの人が森林火災の救援活動に募金した
“donation、donate” は「お金」以外にも使われる
“donation” や “donate” は「お金」以外のものを寄付する場合にも使われます。例えば「物」にも使えます。
- If you have any clothes to donate, please let us know.
寄付できる服をお持ちでしたら、ご連絡ください
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みたいな感じですね。さらには、
- 献血:blood donation
- 臓器提供:organ donation
などは「寄付」からイメージを膨らませると分かりやすいですよね。
もちろん、動詞の “donate” を使うこともできます。
- I donate blood regularly.
私は定期的に献血をしています - My daughter is growing her hair to donate.
娘は髪を寄付(ヘアドネーション)するために伸ばしている
日本語で言う「ドナー」は英語でも “donor” です。”donater” になりそうな感じがしなくもないですが、そうは言いません。
さらに「お金、物」以外に「時間」を “donate” することもできます。日本語では「時間を寄付する」という言い方はしませんが、コミュニティーのためのボランティアなどは自分の時間を “donate” するという考え方です。
ニュージーランドでも “donate/donation” という単語をよく耳にしますが「募金・寄付」という日本語訳にとらわれずに「必要とされている何かをあげること」という大きなイメージで捉えておくといいと思います。