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先日「暑い」のいろんな英語表現を紹介しましたが、一つ紹介し忘れていた、ネイティブがよく使うフレーズがあります。
そのフレーズは耐えられないぐらい暑いときに言う「暑くて死にそう」にピッタリで、ネイティブもよく使う表現です。
いろんな場面で使える、便利なフレーズを紹介します!
「暑くて死にそう」を英語で言うと?
私がニュージーランドに来て気づいたことがあります。それは「暑い」と言うときにネイティブは “heat” をよく使うということです。
“heat” は「熱」だけではなく「暑さ」という意味でも使えるんですね。
そして「暑くて死にそう」は、この “heat” を使って、
- This heat is killing me!
と言えるんです。日本語と違って、英語では「暑さ」が「私をkillする」という表現になるのが面白いなと思います。ちなみに「寒くて死にそう」も、
- This cold weather is killing me!
と言うことができますよ。
“〜 is killing me” の意味と使い方
“kill” は「殺す」という意味なのは皆さんご存じですよね。実は進行形で使うと、こんな意味にもなるんです↓
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[informal] (usually used in the progressive tenses and not used in the passive) to cause somebody pain or suffering
(オックスフォード現代英英辞典)
何かが「痛み・苦痛・苦しみなんかをもたらす」ということですが、我慢できないほどの苦痛や痛みなんかによく使います。なので、
- This heat is killing me.
は「この暑さには耐えられない→暑くて死にそう」になるんですね。

他には、体のどこかが「痛くて耐えられない、痛くてたまらない、死ぬほど痛い」を表すときにも “〜 is killing me” がよく使われます。
- My head is killing me.
頭が痛くて死にそう、死ぬほど頭が痛い - My stomach is killing me.
お腹(胃)が痛くて死にそう、死ぬほど痛い - My feet are killing me.
足が痛くて死にそう、足が死ぬほど痛い
みたいな感じですね。主語は “I” ではなく「苦しめているもの」になるのがポイントです。
その他の “killing me” の使い方
“〜 is killing me” は肉体的な「苦痛・痛み」だけではなく、精神的に辛かったり耐えられないことにも使えるんです。例えば、
- Because of Covid-19, I can’t visit my mum in hospital. It’s killing me.
入院している母にコロナのせいで会えないのは耐えられない
みたいな感じですね。
また、シリアスなトーンだけではなく、相手が言ったことややったことが面白くて「笑いすぎて死にそう」なときにも、
- Stop it! You’re killing me!
やめてよー!笑いすぎて死にそう!
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みたいに言ったり、何かしたいことをできずにいたり楽しみなことが待ちきれなくてウズウズしているときなんかにも、
- The wait is killing me!
のように使ったりもします。
シリアスな場面でも、ちょっと面白く大袈裟に言う場合にも使えるところは日本語の「〜で死にそう」と似ていますね。
カジュアルな使い方ですが、暑すぎて死にそうな日にはぜひ “This heat is killing me!”、使ってみてくださいね。
■「暑い」を表すいろんな表現はこちらでも紹介しています↓
■「熱中症」って英語でなんて言う?
■夏に出番の多い「帽子」の英語表現はこちら↓”hat” と “cap” の違いは?