“all the way” の意味は?ネイティブはこう使う!

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“all the way” というフレーズを耳にしたことはありますか?

私はニュージーランドで生活する前から一応知ってはいたものの、ネイティブが使っているのを聞いて「そんな使い方もするんだ!」と新しい発見があったフレーズの1つです。

今回は私がニュージーランドでよく耳にした “all the way” の意味と使い方を紹介したいと思います。

この記事の目次

「はるばる」「わざわざ」を表す “all the way”

“all the way” と言えば「はるばる」「わざわざ」という意味をご存じの方も多いかもしれません。”all the way” の定番の使い方ですね。

  • He came all the way from London just for this event.
    彼はこのイベントのためだけにはるばるロンドンからやってきた
  • We came all the way from Japan to see this.
    これを見るためにはるばる日本から来ました
  • I went all the way to Hokkaido just to eat the sushi that I love.
    私が大好きな寿司を食べるためだけにわざわざ北海道まで行きました
  • Thank you for coming all the way from Australia.
    オーストラリアからわざわざお越しいただきありがとうございます

上のどれも “all the way” が無くても文章は成立しますが「遠路はるばる」という距離を強調する時にはとてもよく使われる表現です。

「目一杯まで」を表す “all the way”

次に紹介するのは、私がニュージーランドで初めて知った “all the way” の使い方です。

例えば、誰かと一緒にパソコンの画面を見ているとしましょう。そして「画面の一番下まで(ずっと下まで)行って」と言うとしたら、こんな時に “all the way” が大活躍するんです。

  • Go all the way down.

これだけで表せてしまうんです。他にも「ジッパーを一番上まで上げる」や「つまみを左にいっぱいまで回す」「グラスの上いっぱいまで(なみなみに)注ぐ」なんかも、

  • pull the zip/zipper all the way up
  • turn the knob all the way to the left
  • fill the glass all the way to the top

と表せてしまいます。「目一杯まで」みたいなイメージですね。

「〜の間じゅうずっと」を表す “all the way”

そして、こんな文も皆さんご存じだと思います↓

  • I walked all the way home.
    家までずっと歩きました

これは「道中ずっと」という意味ですね。こんな、何かの過程の間じゅうずっとという”entire” のニュアンスでも “all the way” は使われます。

何かの過程に限らず、時間(期間)的な「〜の間じゅうずっと」にも使われて、例えば、メールで受け取ったカフェの割引クーポンにはこう書かれていました↓

  • Valid all the way through to the end of February

「2月末までずっと有効です」ということですね。

また他にも、予約したホテルからの予約確認メールに添えられていた文には、

  • The kitchen can serve room service all the way through to 3am.

とありました。厨房は午前3時までずっとルームサービスを提供できます、という感じですね。

「完全に」を表す “all the way”

最後は、”completely” という程度を表す時に使われる “all the way” です。例えば、料理のレシピに、

  • Cook the meat all the way through.

と書かれてあったら「肉に完全に火を通しましょう」ということです。そして、ちょっと面白い表現に、

  • I’m with you all the way.

というのがあるのですが、これはどんな意味だと思いますか?

この “all the way” も “completely” の意味で使われていて「完全に同意します」とか「100%賛成です」という意味になるんです。さらに、

  • The door won’t shut all the way.

なら「ドアがどうしても完全に閉まらない、きっちり閉まらない」ということです。

今回はいろんな “all the way” の使い方を紹介しましたが、どれも距離的なもの・程度的なもの・時間的なものの違いはあるものの、共通するのは “entire” とか “full”、”completely” といったイメージです。

個人的には2つ目に紹介した「目一杯まで」の “all the way” が生活の中で使う機会が特に多かったかなと思うので、どこかでお役に立てると嬉しいです。

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