先日、うちの子の歯が抜けました。
子どもって、乳歯が抜けて大人の歯にかわり始めると、いつもどこかしらの歯がグラグラしていたり、抜けそうで抜けない歯がある、みたいな感じで大変だなと思います。抜ける寸前のグラグラ状態だと、食べ物を噛むことすら一大事です。
私も小さい頃、鏡の前で抜けそうで抜けない歯をグラグラさせながら、抜く踏ん切りもつかず、どうしようもない気持ちになっていたのを覚えています。
そこで今回は、意外と英語で言えそうで言えない「歯が抜ける(抜けた)」や「歯がぐらぐらする」「歯が抜けそう」の英語表現を紹介します!
「歯が抜ける」を英語で言うと?
乳歯が抜けるという意味での「歯が抜ける」はどんなふうに表すのか、ニュージーランドに住んでいた時に周りの子どもや親と話していて分かったのは、
fall out
というフレーズがとてもよく使われるということです。なので「歯が抜けた」「歯が抜けそう」は、
- My tooth fell out yesterday.
昨日、歯が抜けました - My tooth is about to fall out.
歯が抜けそうです
みたいに言います。
そして、もう一つよく耳にするのが、
lose
を使った表現です。「抜ける」を直訳しようと考えると出てきにくいですが、実はシンプルに、
- I lost my tooth last week.
先週歯が抜けました
みたいに “lost” で「抜けた」表せるんですね。初めて耳にしたときに、英語っぽい表現の仕方だなと思ったのを覚えています。
ちなみに、抜けそうな歯を「抜く」場合は “pull out” と言いますよ。
「乳歯」「永久歯」を英語で言うと?
子どもの「歯が抜けた」と言う時には「乳歯が抜けた」のように言うことも多いですよね。そんな「乳歯」は英語で言うと、
baby tooth/teeth
と言います。「赤ちゃんの歯」ということですね。
「乳歯」をそのまま英語にしたような “milk tooth/teeth” と言うこともありますよ。
- I lost a baby tooth yesterday.
昨日、乳歯が抜けました - His baby tooth fell out when he was eating toast.
彼の乳歯はトーストを食べている時に抜けました

それに対して「永久歯」は、
adult tooth/teeth
permanent tooth/teeth
と言います。「大人の歯」ですね。
- My daughter has an adult tooth coming in/through behind her baby tooth.
娘は乳歯の後ろに永久歯が生えてきています
「(歯が)ぐらぐらしている」を英語で言うと?
乳歯が抜ける前って、歯がぐらぐらしてきますよね。
この「歯がぐらぐらしている(状態)」は英語でこんな表現をよく耳にします↓
loose
wobbly
“loose” は「緩い、緩んだ」という意味の形容詞で、“wobbly” は「ぐらぐらしている」を表す時によく使う形容詞で、左右や前後に不安定にぐらぐら揺れる状態を表す形容詞です。椅子やテーブルなんかが「ぐらぐらする」にもよく使う単語ですよ。
- My front tooth has been loose for about a month.
前歯が一ヶ月ぐらいぐらぐらしてます - I’ve got a wobbly tooth.
歯がぐらぐらしている(ぐらぐらしている歯がある)
他にも、カジュアルな言い方ですが、
wiggly
なんかも耳にします。「くねくねした」動きを表すときに使われる形容詞で、
- Mum, my tooth is wiggly.
ママ、歯がぐらぐらしてる
みたいに言うと、抜けそうなぐらぐらした感じを表せます。
お子さんの歯が抜けたり、抜けそうな歯があるときに参考にしてみてくださいね。
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■“My tooth is about to fall out.” の “be about to” は「今まさに〜するところ」「今にも〜する」といった時間的に差し迫ったニュアンスを持つ、日常生活でとても出番の多い基本フレーズです↓