会話を終わらせる時によく使う “let”

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街で知り合いとバッタリ会って、ちょっと話し始めたものの、そろそろ会話を終わらせたい…だけど、英語で何て言えばいいのか分からない。

こんなシチュエーションになったことはありませんか?

会話を感じよく切り上げるときにネイティブがよく使う、”let” を使ったフレーズを紹介します!

目次

会話を終わらせるときに使う “I’ll let you …”

以前、話を切り上げる時のフレーズをいくつか紹介しました(その時のコラムはこちら)。

その中で例の1つとして紹介したのが、こちらの文章です↓

  • I’ll let you enjoy your coffee.

これはカフェで店員さんと会話中に他のお客さんが来てしまい、仕事に戻らないといけなくなった店員さんが使っていた表現です。

その後もいろんな友人・知り合いと街でバッタリ会って立ち話をして、会話を切り上げるというシチュエーションでよく使われているなと実感するのが、上にも出てきた、

I’ll let you 〜

というフレーズです。

“I’ll let you 〜” を使った会話の切り上げ方

上では “I’ll let you enjoy” でしたが、”I’ll let you 〜” の形で他にとてもよく使われるのが、

I’ll let you get back to 〜

です。

例えば、先日も買い物中に知り合いに遭遇して、少し立ち話をして、話のキリがよくなったところで相手のほうから、

  • Anyway, I’ll let you get back to your shopping.
    買い物に戻ってね(買い物を続けてください)

と言って会話を切り上げて去っていきました。
他にも、仕事中の同僚に話しかけて、その話を切り上げるような場合にも相手に、

  • I know you’re busy, so I’ll let you get back to work now. Thanks John!
    どうぞ仕事に戻ってね(仕事を続けてください)

みたいに使います。”back to” の後ろには、話し始める前に相手がやっていたことが入るのですが、

  • Well, I’ll let you get back to what you were doing. It was nice talking to you!

みたいに言う人もいます。「(話し始める前に)あなたがしていた事に戻ってね」ということですね。いずれにしても、会話が途切れたところでサラッと言うのがポイントです。

また、他には特に電話での会話を切り上げるときには、

I’ll let you go.

なんかも使えます。話が途切れたタイミングを見計らって、

  • Well, I’ll let you go now. See you soon.

のように言う感じです。

“I’ll let you 〜” を使うシチュエーション

“I’ll let you 〜” は、話しかけたときに相手が何かしている途中だったり、急いでいるのが分かった時など「相手を長く引き止めたら悪いな」と感じるようなシチュエーションでよく使われます。

“let” は「〜させてあげる」という意味だと習ったので、”I’ll let you get back to 〜” は「〜に戻らせてあげる=戻っていいよ」みたいな上から目線のニュアンスかと思いきや、実はそうではありません。

“let” の「〜させる」は「相手がしようとしていることを止めない」というニュアンスなので、この “I’ll let you 〜” はわりと丁寧な会話の切り上げ方になります。

私の周りの友人たちもよく使っていますが、日本語から英語にしようとするとなかなか思い浮かばない表現ですね。

そして、以前に会話の切り上げ方のコラムでも紹介したように、これらのフレーズを使うときにも、最後にプラスひとこと添えるとだいぶ印象が変わってきます。そのあたりは、以下のコラムも参考にしてみてくださいね。

■”let” が持つそもそもの意味とニュアンスはこちらで紹介しています↓

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