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「満場一致」って英語で何て言う?

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先日、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が満票でアメリカンリーグのMVPに選ばれたことが大きなニュースになりましたね。

そこで今回は「満場一致」「全会一致」「満票で」を表す英語表現を取り上げたいと思います!

「満場一致」「全会一致」は英語で何て言う?

「満場一致」「全会一致」を英語で表すときに必ず使われる単語があります。それが、

unanimous

で、/juːˈnænɪməs/ と発音します(語尾は「マウス」ではないので注意!)。この意味は、

a unanimous decision, vote, agreement etc is one in which all the people involved agree

ロングマン現代英英辞典

なので「全員の意見が一致した、全員が賛同した」つまり「満場一致の、全会一致の」ということですね。

“unanimous” は形容詞ですが、「満場一致で(全会一致で)〜する」を表すには、

unanimously

という副詞もよく使われますよ。

“unanimous”、”unanimously” の使い方

形容詞の “unanimous” は、こんな組み合わせでよく使われます↓

  • unanimous vote
  • unanimous decision
  • unanimous approval
  • The bill was passed by a unanimous vote.
    その法案は全会一致で可決された
  • They came to a unanimous decision to cancel the event.
    彼らは全会一致でそのイベントを中止するという結論に達した

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他にも、”be unanimous” の形で使ったり、人を主語に持ってくることもできますよ。

  • The decision/vote was unanimous.
    決定/投票結果は満場一致でした
  • They were unanimous in their decision.
    決定は満場一致だった
  • The resolution was unanimously adopted.
    その決議は全会一致で採択された
  • The city council unanimously approved the project.
    市議会は全会一致でそのプロジェクトを承認した

“unanimous” で表す「満票で」

そして、今回の大谷選手の「満票で」を報じる時にも、もちろん “unanimous” がたくさん登場していました!

まずは「MVPは…」とプレゼンターが発表した場面では、

  • The 2021 American League Most Valuable Player is… Shohei Ohtani. A unanimous vote.
    2021年のアメリカンリーグMVPは…大谷翔平選手です。満票です

と言っていました。そして報道では、

  • Angels two-way star Shohei Ohtani wins AL MVP honors in a unanimous vote −Los Angeles Times
  • The Angels’ Shohei Ohtani became the 11th player ever to win the American League MVP by a unanimous vote −Los Angeles Daily News
  • The Japanese-born Ohtani is the 19th unanimous MVP winner −CTV News

みたいに表現されていましたよ。「二刀流」って英語で “two-way” って言うんですね。

“by/in a unanimous vote(全会一致の投票で)” は “by/in” どちらでもいいようです。ただ一つ注意なのは、”an unanimous” ではなくて “a unanimous” になることです。一見すると “u” で始まる単語の前なので “an” にしたくなりますが、母音ではないので “a” が正解です。

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「満票」は “a/the unanimous selection/choice/pick (for the American League MVP award)” のような表現も多く見られましたよ。

“unanimous” と “anonymous”

ここからは個人的な感想なのですが、”unanimous” と似ていて「あれ?どっちだったっけ?」とたまによく分からなくなる単語があります。

それが “anonymous” で「匿名の」という意味の単語です。
ハッカー集団の「アノニマス」がこれですね。

“anonymous” と “unanimous” は全体のスペリングが似ていて、発音も /əˈnɒnɪməs/ と /juːˈnænɪməs/ と少し似ています。

そこで単語の語源を調べてみたところ、”anonymous” はギリシア語の “anonoma” に由来していて、

an (without)+onoma (name)

という成り立ちだそうです。”without name” で「匿名の、名無しの」になるんですね。

それに対して “unanimous” はラテン語の “unanimus” から来ていて、こちらは、

unus (one)+animus (mind)

という成り立ちのようです。”one mind” で「満場一致」とは、なるほど!という感じですね。

もし私と同じように “anonymous” と “unanimous” がややこしいなぁ、と思っている方がいらっしゃったらぜひ参考にしてみて下さい。

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