“grown-up” という単語をご存じでしょうか?
私はニュージーランドで生活し始めるまで知らなかった単語ですが、英語では結構よく使われる単語で、子どもでも知っています。
今回はそんな “grown-up” の意味と使い方を紹介します!
“grown-up” の意味とは?
子どももよく知っている単語、“grown-up” の意味とは、
an adult person
Oxford Advanced Learner’s Dictionary
つまり「大人」なんです。
“grow up” の意味は「成長する、大人になる」ですよね。なので、“grown up” で「成長した(大人になった)」というイメージです。それをハイフンで繋ぐと名詞の「大人」になるんですね。 1人の大人が “a grown-up”、複数形は “grown-ups” になります。
- Remember to stay with a grown-up when you’re at the beach.
ビーチでは必ず大人と一緒にいましょう - This is for grown-ups. It has lots of chilli in it.
これは大人用よ。たくさん唐辛子が入ってるから - Ask a grown-up for help.
大人に助けを求めてね - Even grown-ups make mistakes.
大人だって間違えるよ
“grown-up” と “adult” の違いは?
「大人」を表す単語といえば、一番馴染みがあるのは “adult” ではないかと思います。では、“grown-up” と “adult” の違いは何なのでしょうか?
大きな違いは、“grown-up” は口語でよく使われ、大人が子どもに話す時や子ども同士で主に使う単語だということです。つまり、子どもの視点から見た「大人」を表します。
なので、上の例文にもあるように大人が子どもと話す会話に出てくるような「大人」には “grown-up” がよく使われるんですね。
うちの子によると、ニュージーランドの小学校でも先生がよく “grown-up” という単語を使っていたそうです。

形容詞の “grown-up” は「大人の」
“grown-up” は名詞だけではなく、形容詞の「大人になった、大人の」としても使われます。例えば、
- I have two grown-up children.
は「私には成人した子どもが2人います」という意味になります。また、久しぶりに会ったらすっかり成長して大人になっていた子を見て、
- Wow, you’re all grown-up!
すっかり大人になったね!
のように言ったり「大人らしい、大人のような、大人っぽい」という意味で、
- He looked so grown-up in his new uniform.
新しい制服を着た彼はすごく大人っぽく見えた
のようにも使われますよ。










