“grown-up” という単語をご存じでしょうか?
私は日本にいたときには知らなかった単語ですが、英語では結構よく使われる単語で、子どももよく知っています。
今回はそんな “grown-up” の意味と使い方を紹介します!
“grown-up” の意味とは?
子どももよく知っている単語、”grown-up” の意味とは、
an adult person
(オックスフォード現代英英辞典)
つまり「大人」なんです。
“grow up” が「成長する」なので、”grown up” で「成長した」というイメージです。それをハイフンで繋ぐと名詞の「大人」になるんですね。 1人の大人が “a grown-up”、複数形は “grown-ups” になります。
- Remember to stay with a grown up when you’re at the beach.
ビーチでは必ず大人と一緒にいましょう - This is for grown-ups. It has lots of chilli in it.
これは大人用よ。たくさん唐辛子が入ってるから - Ask a grown-up to help you.
大人に手伝ってくれるように頼んでね - Even grown-ups make mistakes.
大人だって間違えるよ
“grown-up” と “adult” の違いは?
「大人」を表す単語といえば、一番馴染みがあるのは “adult” ではないかと思います。
では、”grown-up” と “adult” の違いは何なのでしょうか?
大きな違いは、”grown-up” は口語でよく使われ、大人が子どもに話すときや子ども同士で主に使う単語だということです。
なので、上の例文にもあるように大人が子どもと話す会話に出てくるような「大人」には “grown-up” がよく使われるんですね。
うちの娘によると、小学校でも先生がよく “grown-up” という単語を使っているようで、この前も「grown-upがいたら放課後も校庭で遊んでいいって先生が言ってたよ」と言っていました。
形容詞の “grown-up” は「大人の」
“grown-up” は名詞だけではなく、形容詞の「大人になった、大人の」としても使われます。例えば、
- I have two grown-up children.
は「私には成人した子どもが2人います」という意味になります。また、久しぶりに会ったらすっかり成長して大人になっていた子を見て、
- Wow, you’re all grown-up!
すっかり大人になったね!
のように言ったり「大人らしい、大人のような」という意味で
- He looked so grown-up in his new uniform.
新しい制服を着た彼はすごく大人っぽく見えた
のようにも使われますよ。
■「大きくなったね」のいろんな英語表現はこちらで紹介しています↓