会話の相槌って慣れないと難しいですよね。
私も慣れるまでは「そうなの?」や「へぇ、そうなんだ」みたいな軽い相槌すら何て言えばよく分からず、”Really?” を多用していました。
ところがネイティブと話すうちに、もっと違う相槌がよく使われていることに気付いたんです。
そこで今回は会話でとてもよく使われる「そうなの?」「へぇ、そうなんだ」の英語表現を紹介します!
「そうなの?」は英語で何て言う?
例えばこんな会話があったとします。
- 「昨日歯医者に行ったんだ」「そうなの?」
- 「来月、引越しするんだ」「そうなの?」
- 「毎日ビールを飲みます」「そうなの?」
- 「日本に行ったことあるよ」「そうなの?」
- 「私は5ヶ国語話せます」「そうなの?」
どれも何てことのない会話ですよね。これらの「そうなの?」は “Really?” でもいいのですが、こんな場面でよく使われるのは、
- Did you?
- Are you?
- Do you?
- Have you?
- Can you?
といった相槌です。
相槌の “Did/Do/Are/Have/Can you?”
上に出てきた会話を英語にしてみると、
- I went to the dentist yesterday. −Did you?
- I‘m moving next month. −Are you?
- I drink beer every day. −Do you?
- I’ve been to Japan. −Have you?
- I can speak five languages. −Can you?
みたいな感じです。動詞・助動詞・時制にあわせて形が変わっていますが、どれも意味は同じ「そうなの?」です。
ポイントはたった1つ、相手が使った【主語】と【動詞(助動詞)】をしっかり聞き取ることです。そして、それに合わせて相槌をうちます。
この「相手の表現に合わせる」が慣れるまでは難しいです。ただ、慣れてしまえばこれほど簡単な相槌はありません。
上の例文は全て “I” で始まっているので相槌は “you” で返していますが、もちろんそれ以外にも、
- He told me he was busy. −Did he?
「彼は忙しいって言ってたよ」「そうなの?」 - It was very hot here yesterday. –Was it?
「ここは昨日すごく暑かったです」「そうなの?」 - They are all the same. −Are they?
「あれらは全部同じです」「そうなの?」
のような相槌もできます。”Oh, did you?”、”Oh, was it?” のように相槌の頭に “Oh,” をつけることもよくありますよ。
「そうなんだ」にも活用できる
上で紹介した相槌のすごく便利なところは「へー、そうなんだ」にも活用できるところです。
驚きが入った「そうなの?」は語尾をあげて発音しますが「そうなんだ」「そうなんだね」と返す場合は語尾を下げればOKです。
- I’m working tomorrow. −Are you (⤵︎)?
「明日は仕事なんだ」「そうなんだ」 - I got my flu shot. −Did you (⤵︎)?
「インフルエンザの予防接種したんだ」「そうなんだ」
みたいな感じです。
“Is that so?”、”I see.” など、たくさんのフレーズを暗記しなくてもいろんな場面で応用できるこの相槌、ぜひしっかり練習して身につけてください。本当に便利ですよ。
■他のいろんな相槌フレーズはこちらで紹介しています↓