英語で会話していて、いまいち会話が弾まないな…と悩んでる人はいませんか?
私は日本で英語を勉強していた時、相手の言っていることは何となく理解できても、上手に相づちが打てなくて会話が長続きしないというのが大きな悩みでした。
その後ニュージーランドで働くようになって、お客さんと話す機会も増えて、相手が会話の間にどんなあいづちを挟んでくるのか必死で盗んでみました(笑)ので、今回はそんなお話です。
相槌(あいづち)のバリエーションは多いほうがいい
日本人は相槌が多すぎるので、英語ではあまり相槌を打たない方がいいと言う人もいます。
確かにネイティブは日本人より相槌が少ないかもしれません。相手が話しているときは目を見てじーっと聞いているので、話にかぶせる形で相槌を打つことはあまりないように思います。
でも、相手が話し終わったタイミングでは相槌を打つし、相槌自体は会話をより楽しいものにする上でとっても大事だと私は思います。
ただ、毎回毎回 “Yes” や “Really?” ばかりだとワンパターン感が否めません。かと言って、気の利いたことをサラッと言うのもハードルが高いですよね。
そこで、”相づちのバリエーションを色々もっておく” のがいいのではないかと思うようになりました。
今回は私がよく耳にする相槌を、まずはシンプルな単語・フレーズ、そして最後にはちょっとしたテクニックを使った相槌を紹介します!
英語の相槌「本当に?」「いいね!」「すごいね!」
まずはみなさんご存じの、
がありますよね。でも、上でも書いたように何度も何度も “Really?” を連発するのはあまりカッコよくないので、そんな時には、
- Is that so?
なんかも使えます。「いいね!」や「すごいね」と言いたいときには、
もよく使われますが、これは “great” のところを変えて、
- That’s awesome!
- That’s wonderful!
- That’s amazing!
- That’s fantastic!
- That’s lovely!
- That’s brilliant!
にすることで同じ言葉を反復しなくてよくなります。これらは “That’s” を省略して “Awesome!” みたいに単語だけで言うことも多いですよ。
相手に同調する相槌「確かに」「その通り」「そうだね」
また、相手が言ったことに同調したい場合には、
- You’re right.
- (That’s) true.
- I think so, too.
などもよく聞きますが、もっと感情を込めて「まさにその通り!」と言いたい時には、
- Exactly!
- Totally!
- That’s so true.
なんかも使えますね。
「それはひどい!」悲しい話・残念な話への相槌
他にも「それはひどいね」とあいづちを打つときには、
- (Oh) That’s terrible.
も場面によっては使えます。
また、何か残念なことや可哀想な話・訃報を聞いたときには、
と声をかけることもできますね。これらのフレーズは以下のコラムで詳しく紹介しています↓
“Yes” の代わりに “Absolutely!”
会話の中で相づち代わりに “Yes” を多用していませんか?
“Yes, yes, yes” みたいなのはついついやってしまいがちですが、そこをちょっとこらえて、違う言葉で置き換えてみませんか?
- Absolutely!
をぜひ使ってみてください。「ほんとにその通り!」といったニュアンスになります。
私の個人的な印象ですが、ニュージーランドでは “Absolutely!” を使う人がものすごく多いです。
相づちのバリエーションを増やすだけではなくて、感情を込めて言うことによって、相手がもっともっと話したくなるようなムードを作ることもできますね。
疑問形(Do you?/Did you?/Are you?/Is it?…)で返す相槌
最後に紹介するのは、疑問形で返すだけの相槌です。
このパターンのあいづちは実はとってもよく使われていて、ちょっとテクニックが要りますが私はこれが意外と一番簡単なのではないかと思います。
疑問形で返す、というのは例えば、こんな感じです。
- I went to Paris last month.
−Did you? - I drink beer every day.
−Do you? - I’ve already done that.
−Have you? - Oh, It’s snowing!
−Is it?
と、こんな感じです。なんとなくパターンはつかめましたか?
相手が言ったことに時制を合わせないといけないので慣れるまではちょっと難しく感じるかもしれませんが、相手の言ったことをしっかり聞いて練習を重ねれば、意外と簡単です。
以前の職場で、お客さんに “Chilly, isn’t it?(肌寒いね)” と話しかけたら、”Yes, it is! Isn’t it?” と返ってきたことがあって笑いそうになりましたが、これは使える!と思ってからよく耳を澄ませていると、ニュージーランド人はこの手法をよく使っていることに気が付きました。以下のコラムでもう少し詳しく紹介しています↓
今回紹介したいろんな表現方法を組み合わせて、実際の会話でぜひ使ってみて下さい!そして、会話がちょっとだけ楽しくなった、という方が一人でもいると嬉しいです!
■”Really?” 以外にもあいづちとして使える「マジで?」「本当に?」の表現はこちら↓
英会話に役立つコラム
会話のきっかけの話題探しにお悩みの方は、こちらのコラムもぜひ参考にしてみてください!
会話の途中で詰まってしまった時の「えーっと」「あのー」などの英語表現はこちらで紹介しています!↓