“really” は使う位置に要注意!

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“really” という単語がありますよね。
皆さんよくご存知だと思いますが、実はちょっと注意が必要な単語でもあるんです。

それは、文章の中での【使う位置】。

会話にも何かとよく登場する “really” ですが、文章の中のどこに “really” をもってくるかが、実はとても重要なポイントなんです。

今回は、私の好きな曲の歌詞を引用しながら、”really” の注意ポイントをおさらいしたいと思います!

“really” の位置とは?

今回登場するのは、Demi Lovatoの『Really Don’t Care』という曲です。

彼女は映画『Frozen(邦題:アナと雪の女王)』のエンディング曲『Let It Go』を歌っていた人ですが、その少し後にリリースして大ヒットしたのがこの『Really Don’t Care』です。

彼にフラれてから吹っ切るまでの感情を歌った、なかなかパンチのある曲で、サビの部分に “really” が出てきます↓

サビの部分の歌詞は、こうです。

Even if the stars and moon collide
I never want you back into my life
You can take your words and all your lies
Oh oh oh I really don’t care
Oh oh oh I really don’t care

この “I really don’t care” はどういう意味なのでしょうか?
また “I don’t really care” と、何がどう違うのでしょうか?

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“I don’t really like it” と “I really don’t like it”

“really” を使った例文を見てみましょう。

例えば、友人のホームパーティーに招待されて、自分が嫌いな食べ物をすすめられたとします。
あなたなら下の2つのうち、どちらを使って断りますか?

1. Sorry, but I don’t really like it.
2. Sorry, but I really don’t like it.

1と2では “really” の位置が違うだけですが、文章全体の意味が違うんです。
なので、”really” を否定形で使うときには、その位置が重要なポイントになります。

“really” は「本当に、とても」のように意味を強める時に使うんでしたよね。
そして “really” は、強調したい言葉の直前に置かれます。言い換えれば “really” はすぐ後ろに来る言葉を強調します

そうすると、1の “I don’t really like it” は “like” を強調して “don’t” で否定しているので「【本当に好き】じゃない」という意味ですが、自然な日本語では「そんなに(それほど)好きじゃない」という言い方をしますよね。

それに対して2の “I really don’t like it” は “don’t like” を強調するので「【本当に】好きじゃない」となります。これは「本当に嫌い=大嫌い」と、かなり強いニュアンスになります。

Blueberries

そうすると、1のほうが「嫌い度」は低いということになります。

または、たとえ大嫌いでも1を使ってやんわり断るという会話のテクニックで使われることもよくあります。

冒頭に出てきた歌の歌詞は “I really don’t care” なので「(元彼のことなんて)本当に全く気にしない、どうでもいいわ」とスパッと言い切っています。
もし “I don’t really care” なら「そんなに気にしない」となってしまうので、違いは大きいですよね。

“Not really” は必ず覚えたい

Not really.” は、日常会話でとってもよく出てくるので必ず覚えておきたいフレーズです。

上に出てきた1のパターンと同じで「それほど〜ではない」という否定の文章ですが、質問に対する答えとして “Not really.” 単独でも使われます。

例えば、”Are you hungry?” と聞かれた場合。

お腹が全く空いていなければ “No” と答えればいいのですが、全く空いてなくはないけどそれほど空いていない時ってありますよね。

“No” でも “Yes” でもないけど、どちらかというと “No” に近い感じの曖昧なニュアンスを表せる答えが “Not really.” です。
この “Not really.” も、本当は “No” だけどズバッと答えるのがためらわれる…という場合にもよく使われます。オブラートに包む、ちょっと大人な受け答えですね。

そんなやんわりした “No” を表す方法は、こちらのコラムで紹介しています↓

ちょっとした違いが大きな違い

たいていの場合、たった一つの単語の位置だけで文章全体の意味が大きく変わるということはあまりないので、ちょっとした語順のミスに神経質になる必要はないと思います。

ただ、今回紹介した “really” 以外にも “always” も同じように、否定形で使う時は位置次第で文章の意味やニュアンスが変わってしまいます。

自分が意図した意味ではなく受け取られてしまわないように、少しだけ気をつけてみましょう。
慣れないと頭で考えてしまいますが、慣れてくると自然に使い分けられるようになります。実際にどんどん使ってみるのが、慣れる近道ですね!

■このように、ちょっと間違えやすい表現を紹介したコラム一覧はこちらからご覧いただけます。
たくさんあるので、この中から気になるものをチェックしてみてくださいね!

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