「泡で出てくる」って英語で何て言う?

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先日出かけた先のトイレで手を洗おうとしたら、昔ながらの緑色の液体ハンドソープが設置してありました。

懐かしすぎてビックリしたのと同時に、自分でも気付かないうちに「泡」で出てくるハンドソープに慣れてしまってるんだなぁと感じました。

今ではハンドソープに限らず、ボディソープや洗顔料も「泡」で出てくるものがありますよね。そんな「泡で出てくる」って英語でどう言うのでしょうか?

この記事の目次

「泡で出てくる」を英語で言うと?

「泡で出てくるハンドソープ」は英語でこんなふうに言うことが多いです↓

foaming hand wash
foaming/foam soap

“hand wash” は「ハンドソープ」のことです。”foam” には名詞の「泡」以外にも、動詞で「泡立つ」という意味があるので「泡立ったハンドソープ→泡で出てくるハンドソープ」ということですね。

他にも「泡で出てくる○○」は英語で、

foaming body wash:泡で出てくるボディソープ
foaming face wash (cleanser):泡で出てくる洗顔料・クレンジング

と言うことが多いかなと思います(”foaming” の代わりに “foam” で表すこともあります)。

ちなみに「液体ハンドソープ」は “liquid hand wash/soap”、昔ながらの「固形石鹸」は “bar soap” です。

“foam” と “bubble” の違い

「泡」と言えば “bubble” という英単語もありましたよね。”bubble” も “foam” も確かに日本語では「泡」と訳せますが、この2つは全く違うものです。

違いを整理してみましょう!

“bubble” が表す「泡」

まずは “bubble” から。

“bubble” は「泡」の一つ一つを表す単語です。つまり数えられる名詞で、”a bubble” は下の写真のような1つの丸い「(気)泡」を指します。

複数形は “bubbles” で、丸い気泡がたくさんあるイメージです。「泡」という意味では単数よりも複数形で使うことが多いように思います。

例えば、お湯が沸騰した時にボコボコ出てくるのは “bubbles” です。しゃぼん玉も “bubbles”、シャンパンやスパークリングワインの泡も “bubbles” です。そのため、ニュージーランドでは「スパークリングワイン」自体も “bubbles” と呼ばれていました(”a bottle of bubbles” で「1本のスパークリングワイン」の意味)。

“foam” が表す「泡」

“foam” が表す「泡」は細かい泡の集合体です。泡で出てくるハンドソープもきめ細かい泡の集まりですよね。

なので “foam” は数えられない名詞です。”a foam” や “foams” とは言えません。

日本語でも「洗顔フォーム」「シェービングフォーム」と言うように、こういった「泡」の他にも、ビーチで見かける波の「泡」やビールの「泡」なんかも “foam” で表せます(ビールの泡は “head” とも言います)。

一つだけ注意したいポイントは発音です。/fəʊm/(もしくは /foʊm/)なので、フォゥmに近い感じです。「フォーム」のようにだらーっと伸ばしてしまうと通じにくいと思います。

“froth” も「泡」を表す

実は「泡」を表す単語に “froth” というのもあります。

これも “foam” と同じように泡の集合体を表すのですが、私が住んでいたニュージーランドではカプチーノなどの「泡」を表す時によく使われていました。エスプレッソコーヒーと泡立てたミルクで作るホットドリンクの上に乗っている「泡」というイメージです。

私はカフェでも働いていたのでよくこの単語を使っていましたが、その他では日常生活にこの単語が登場した記憶はないので、そんな単語があるんだぐらいでいいかもしれません。

ちなみに「デンタルフロス」は “floss” なのでスペリングが違います。”floss” と “froth” は、LとRの違いとsとthの違いで発音練習には良さそうですね…。

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