「また何かあったら連絡するね」というフレーズ、とっても便利だと思いませんか?
例えば、あなたが飲み会の幹事をすることになったとします。
会場、集合時間・場所など「決まり次第連絡するね」というニュアンスで「また連絡するね」「随時連絡するね」と言うとしたら、どんなふうに表現しますか?
今日は私の周りのネイティブがとってもよく使う、シンプルな表現を紹介します!
「連絡するね」は英語でどう言う?
「連絡する」を直訳しようとするとけっこう難しいですよね。
和英辞典には “contact”、”communicate”、”inform” や “notify” という単語が載っていたりしますが、冒頭で出てきたような友達同士のカジュアルな会話では、こういった単語はあまり使われません。
その代わりによく耳にする表現の1つに、以前にコラムで紹介した “let you know” があります。
“I’ll let you know(あとで知らせるね)” なんかは、めちゃめちゃよく使われるので絶対に覚えておきたいフレーズです。
他にも、別れ際に言う漠然とした「また連絡するね」には “I’ll be in touch” がよく使われます。
でも、今回取り上げるのは、もっと違う表現なんです。
「随時連絡します」を意味するフレーズ
その表現とは “keep you posted” というフレーズです。耳にしたことはありますか?
“post” は「ポストに投函する」といった意味でよく知られていますよね(発音注意)。でも、他にも意味があって、英英辞書にはこんなふうに書かれています↓
keep somebody posted = to regularly give somebody the most recent information about something and how it is developing
(オックスフォード現代英英辞典)
何かしら情報のアップデートがあれば伝えますね、といったニュアンスです。
日本語でも「進展があったら連絡するね」や「最新の情報を逐一お知らせします」と言うことがありますよね。まさにそんな感じで、
- I’ll keep you posted.
は、カジュアルな会話だけでなく、仕事の場面で使われることもあります。
“keep you posted” と “keep me posted”
また、逆に「進捗状況を逐一教えてね」「情報のアップデートよろしくね」と言いたい場合にも使えるんです。
“keep you posted” の “you” を “me” に変えて、
- (Please) keep me posted.
でOK。シンプルですよね。Cambridge Dictionaryには、こんな分かりやすい解説と例文が載っていました。
keep sb posted = to make sure that someone always knows what is happening:
・Keep me posted on anything that happens while I’m away.
「〜について」と言いたい場合には、上の例文のように “on 〜” を後ろにつけますが、会話の流れがあるときは “Keep me posted” だけでも使えます。
フレーズで覚えよう!
“post” を英和辞典で調べてみると「(人に)新情報を知らせる」という意味が書いてあります。
でも、その日本語の意味だけを覚えるのではなく、”I’ll keep you posted” や “Keep me posted” のようにフレーズで口に出して覚えてしまいましょう!
そうすると、いざ使うときにスルッと口から出てきてくれるはずです。新しい単語は、実際に使うことを意識して身につけることが大切ですからね。
■”I’ll get back to you” なんかも日常会話でとってもよく使われるフレーズです↓
■「日が近づいたら連絡します」「日が近くなったら詳細をお送りします」を英語で言えますか?
「連絡」を表す単語・フレーズ
「連絡」って意外とよく使う言葉ですが、いざ英語で言おうとして「何て言うんだっけ?」と悩んだことはありませんか? 以下のコラムでは「連絡」にまつわる英語表現をまとめて紹介しています↓
■「返事」という意味での「連絡」を表すフレーズはこちら↓