先日友人と、あるイベントの話をしていた時のこと。
私が「そのイベントって入るのにチケットいるのかな?」と聞いたら「うーん、分かんないな。調べておくよ」と言ってくれました。
この「調べておきます」の表現が、今回紹介するネイティブがよく使うフレーズです。
「調べる」は英語で?
「調べる」を意味する英語はたくさんあります。いくつかを挙げてみると、
- check
- look up
- research
- examine
- look into
- investigate
などなど、他にもあるかもしれませんが、今回取り上げるフレーズはこの中にはありません。
冒頭の友人との会話はこんな感じでした↓
- Do you know if you need tickets? –I’m not sure. I’ll find out.
この “find out” が「調べる」を表すときにとてもよく使われるフレーズなんです。
“find out” で表す「調べる」
“find” は皆さんご存じ「見つける」という意味ですよね。
探している物や人を見つけたり、使い方によっては「探す」という意味にもなります。
その “find” に “out” がくっついて “find out” になると、人や物を「見つける」というよりは「情報を見つける→情報を知る」という意味になります。
英英辞書で定義を見てみると、
to get information, after trying to discover it or by chance
(ロングマン現代英英辞典)
なので、今まで知らなかった情報を自ら調べて得たり、誰かに聞いて教えてもらう「知る」や、ある情報を偶然知ってしまった「分かる」なんかにもよく使う表現です。
そして、この「知る」という意味が使うシチュエーションによって「調べる」「確認する」を表します。上に出てきた友人は、
- I’m not sure. I’ll find out.
分からないな…調べておくよ
と言ったんですね。チケットが必要なのか分からないから「私が “find out” するね→情報を得るね=調べておくね」という感じです。
“I’ll find out” で表す「調べます」
“find out” は口語でとても使われます。上の友人のように、何か分からないことがあって「調べておきます」と相手に伝える場合に、
- I don’t know, but I’ll find out.
のように使います。例えば、お店が何時までか知ってる?と聞かれて、知らないけど調べてみると答えるなら、
- Do you know what time they close? −No. Do you want me to call them and find out?
と言えるんです。この場合は「電話して聞いてみる」というニュアンスですね。
また、自分が分からないことを聞かれて、調べてから連絡する場合には、
- I’ll find out and get back to you.
調べて折り返しします - I’ll find out and let you know.
調べてお知らせします
みたいによく使われますよ。「調べる」の英語表現のバリエーションに加えてみてくださいね。
■「ネットで調べる、検索する」もよく日常生活で使う表現です↓
■”find” の使い方と役立つフレーズはこちらで紹介しています↓