ネイティブがよく使う “Do you want me to 〜?” の意味とは?

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“Do you want me to 〜?” というフレーズを耳にしたことはありますか?

直訳すると「私に〜して欲しい?」みたいな意味になってしまって使う機会はあまりなさそうですが、そうではありません。実際のところ、使わない日はないのでは?というぐらいネイティブは日常的にめちゃくちゃよく使います。

今回はそんな “do you want me to 〜?(もしくは would you like me to 〜?)” の意味と、よく使う2つのパターンを紹介します!

この記事の目次

「〜しようか?」「〜しましょうか?」と提案する時

「〜しましょうか?」に “Shall I” は使わない?というコラムで紹介しましたが、”Do you want me to 〜?” は、

(私が)〜しようか?

という意味で、自分が相手に「〜しようか?」とカジュアルに提案するときに使うフレーズです。もちろん直訳は「私に〜して欲しい?」なので、相手に対して私に何かをして欲しいかを聞いているのですが、上から目線的な偉そうなニュアンスはありません。

例えば、友達に「写真を撮ろうか?(撮ってあげようか?)」とオファーする場合には、

  • Do you want me to take a picture of you?

でOKです。他にも、”to” の後ろにいろんな動詞を入れるといろんな「〜しようか?」が簡単に表せてしまいます。

  • Do you want me to pick you up?
    迎えに行こうか?
  • Do you want me to come along?
    一緒に行こうか?(一緒に来て欲しい?)

や、ホームパーティーなどに誘われた時に、

  • Do you want me to bring anything?
    何か持って行こうか?(持ってきて欲しいものはある?)

と聞いたり、自分がちょっと買い物に行くときに周りの人に、

  • Do you want me to get you anything?
    何か買って来ようか?(買ってきて欲しいものはある?)

と聞くこともできます。
先日、ホームセンターでレジ待ちをしていたら、私の前で会計をしていた杖をついた老齢のお客さんに、店員さんが「これ(買ったもの)車まで一緒に持って行きましょうか?」と聞いていたのですが、それは、

  • Do you want me to take this to your car?

でした。

“Would you like me to 〜?” も覚えておきたい

もう少し丁寧な表現の “Would you like me to 〜?” も使う出番の多い表現です。これは、

〜しましょうか?

という感じです。意味と使い方は “Do you want me to 〜?” と同じなので、先ほど上で紹介した例文も全部 “Would you like me to 〜?” に置き換えることができます。

例えば、観光地で知らない人に対して「写真撮りましょうか?」と言う場合には、

  • Would you like me to take a photo of you?

と言えます。他にも、海外からの旅行者に道を聞かれて「一緒に行きましょうか?」とオファーする場合には、

  • Would you like me to come with you?

と言えばOKです。
他にも、先日私が子どもの健診の予約をしたときに、

  • Would you like me to send you a reminder?
    リマインダー送りましょうか?

と言われました。以前に健診の予約をすっかり忘れてすっぽかしてしまったことがあるので、もちろん “Yes, please!” と即答しました(笑)

また、子どもを迎えに学校に行くと、親が子どもに、

  • Would you like me to carry your bag?
    バッグ持とうか?

と言っているのもよく耳にします。日本語では自分の子どもに「カバン持ちましょうか?」とは言わないですが、英語では子どもに対しても “Would you like me to 〜?” と丁寧な表現で話しかけるのはよくあることです。

「〜すればいい?」と尋ねる “do you want me to 〜?”

そして、私がニュージーランドに来て感じたのは、

(何を/いつ/どこで)〜すればいい?

と聞くときにも “do you want me to 〜?” や “would you like me to 〜?” はよく使われるということです。

ただ、それにはポイントがあって、文の最初に “What/When/Where” などの疑問詞がくっつきます。
どういうことかと言うと、例えば誰かに「これ(物)どこに置けばいい?」と聞くような場合、

  • Where do you want me to put this?
    これ、どこに置けばいい?

と言えます。「〜すればいい?」といえば “should” を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、相手にどうして欲しいかを聞く場合には “do you want me to 〜” がとてもよく使われます。他には、

  • What do you want me to do?
    何すればいい?(私に何をして欲しい?)
  • What do you want me to bring?
    何を持って行けばいい?(何を持ってきて欲しい?)
  • When do you want me to start?
    いつ始めればいいですか?(いつ始めて欲しい?)
  • Where do you want me to sign?
    どこにサインすればいい?
  • What would you like me to call you?
    あなたを何と呼べばいいですか?(何と呼んで欲しいですか?)
  • What time would you like me to come over?
    何時に行けばいいですか?(何時に来て欲しいですか?)
  • What time would you like me to be there?
    何時にそこにいればいいですか?(何時にいて欲しいですか?)

みたいな感じです。私が面白いなと思ったのは、娘の友達がウチに遊びに来て、その子の親が「何時に迎えに行けばいい?」「いつ迎えに来ればいい?」と聞いてくる時にも、

  • What time do you want me to pick her up?
  • When do you want me to come and get her?

のように “do you want me to 〜?” で聞かれることが多いことです。日本語から考えると “should” を使いたくなりますが、こんな場合も相手にどうして欲しいかを尋ねているので “do you want me to” でいいんですね。

“do you want me to 〜?” と “would you like me to 〜?” は慣れないとなかなか口から出てきにくいフレーズだと思いますが、ものすごくよく使う基本のフレーズなので、ぜひ使い方をマスターして会話に役立ててください!

■なぜ “Do you want me to 〜?” や “Would you like me to 〜?” がよく使われるのは「相手に尋ねる習慣」があるからかもしれません↓

■「これ、温めますか?」も “Would you like me to 〜?” や “Do you want me to 〜?” で聞けますよ。

■「〜しようか?」と言われて断るときの英語表現はこちら↓

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