こないだ髪を切ったら、友人が「似合ってるね」と言ってくれました。
「その服、似合ってるね」や「緑色が似合うね」「髪をアップにしてる方が似合うね」「ヒゲが似合うね」みたいな色んな「似合う」がありますよね。
反対に「黄色が似合わない」や「帽子が似合わない」といった「似合わない」もあります。
今回はそんな「似合う」「似合わない」の基本の英語表現とあわせて、誰かに意見を求める「似合う?」の表現もお届けします!
「似合う」「似合わない」を表す英語は1つじゃない
「似合う」「似合わない」を表す英語表現はいくつかあります。その中でも個人的にとてもよく使われていると感じるのは、
- look good/great
- suit
- 直訳ではない表現
で表す方法です。今回はこの3つの英語表現を紹介したいと思います。
①”look great/good” で表す「似合う/似合わない」
定番中の定番は “look great/good” を使って表す方法です。
“look(〜に見える)” の後ろに形容詞を入れるだけのシンプルな表現ですが、洋服に限らず、色、髪型、メガネ、ヒゲなどの「似合う」にも使えるので、使われる頻度も高いですよ。
- It looks great on you.
それ、似合ってるね! - The shirt looks really good on you.
そのシャツ、とっても似合ってるよ - You look great in that dress!
そのワンピース、とっても似合ってる! - You look great in green.
緑がよく似合うね - Did you get a haircut? It looks really good on you!
髪切った?めっちゃ似合ってるよ - Your new haircut looks great!
新しい髪型似合ってるよ - She looks better with short hair.
彼女は短い髪の方が似合う - I think you would look great with a fringe.
あなたは前髪を作ったら似合うと思う - You look better with your hair up/down.
髪をアップにした方が/下ろした方が似合う - You look great with/in those glasses.
そのメガネよく似合ってる - He looks better with a beard.
彼はヒゲがある方が似合ってる
1つだけポイントは主語が「物」か「人」かで使う前置詞が変わってくることです。
服や物が主語なら、肌の上に乗っているというイメージで “on“、人が主語なら服の中のイメージで “in“、前髪やヒゲ・メガネなどは人を主語にして「それがある」というニュアンスで “with” を使うことが多いです。
もちろん “great/good” 以外にも色んな形容詞が使えます。例えば、”amazing” や “fantastic” なんかもめちゃくちゃ褒めるときには使えますよ。
②”suit” を使って「似合う」
“suit” も「似合う」を表すときによく出てくる動詞で、/suːt/ と発音します。
これは「(もの)が(人に)似合う」という意味なので、必ず「似合うもの+suit(s)+人」になるのがポイントです。
- That outfit really suits you.
その服装、とっても似合ってる - You should wear more red. It suits you.
もっと赤を着た方がいいよ。似合うから - Did you dye your hair? The colour really suits you.
髪染めた?その色すごく似合ってる - Oh, you’ve had a haircut! It really suits you!
髪切ったんだね。とっても似合ってるよ
③直訳せずに “like” や “love” で表す
「似合う」「似合ってるよ」を意味する “look great” や “suit” を使わなくても、”like/love” を使ってシンプルに「それいいね!」と表現することもできます。
- I like your outfit!
あなたの服装、いいね! - Did you get a haircut? I love it!
髪切った?いいね! - I love your new haircut.
新しいヘアスタイル素敵だね
厳密に言えば「似合う」ではないですが、何かが「似合う、似合っている」と相手を褒めるニュアンスのときには、めちゃくちゃよく使われますよ。
「似合わない」を英語で言うと?
反対に「似合わない」は “not look good” や “not suit” のように否定形にするだけでOKです。
- I tried it on but it didn’t look good on me.
それを試着してみたけど、似合わなかった - I don’t look good in jeans.
私はジーンズが似合わない - That dress doesn’t really suit her.
あのワンピース、あんまり彼女に似合ってない
他には “awful/terrible(ひどい)” という形容詞を使っても「似合わない」が表せますよ。「ひどく見える→全然似合わない」という感じです。
- I look awful in yellow.
私、黄色が全く似合わないの - I look terrible in hats.
私は帽子が全然似合わない
「似合ってる?」って英語で何て言う?
誰かと一緒に買い物に行って服を試着して「似合う?」と聞くような場合はどんなふうに言うのでしょうか?
これも “look good” を使って、
- Do I look good in this?
- Does it look good on me?
のように「これ似合う?」と聞くこともできます。ただ「似合う?」にこだわらずに「どう?」と聞くことも多いように感じます。その場合は、
- How do I look?
どう?(私はどう見える?) - How does it look?
これ、どう? - What do you think?
どう思う? - What do you think? Do you like this skirt?
どう思う?このスカートいいと思う? - What do you think of this jacket?
このジャケットどう思う?
みたいに相手の意見を聞けば “You look great!” や “I think I like the other one better.(もう一個の方がいいかな)” のように答えてくれると思います。
「それ似合うね」「似合ってるよ」などの褒める表現は日常生活で結構よく使うので、覚えておくと絶対に役に立ちますよ!