夏はアイスの消費量が増えてしまう我が家です。
日本語で「アイス」と言えば、あなたはどんなものを想像しますか?
今回は「アイス」を英語で言う時に役立つ表現をお届けします!
「アイス」にはどんな種類がある?
日本語の「アイス」って便利な言葉だなと気付いたのは、ニュージーランドで暮らし始めてからです。
「アイス」と言えば、大きく分けてこの2つを想像する方が多いのではないでしょうか↓
- アイスクリーム
- アイスキャンディー
「アイスを買った」「アイスを食べた」と言うような場合は、だいたい上のどちらかではないかと思います。
ソフトクリームやシャーベット、ジェラートの英語表現も後ほど紹介しますが、まずは「アイスクリーム」と「アイスキャンディー」の英語表現から見てみましょう!
「アイスクリーム」を英語で言うと?
サーティーワンのバニラアイスや、コンビニ・スーパーで買えるハーゲンダッツ・パルムのような「アイスクリーム」は英語で言うと、
ice cream
です。何の捻りもありませんが、先日のコラムで紹介したように、英語ではアイスクリームのことを “ice” とは略さずに “ice cream” と言うのが一般的です。”ice” だけだと「氷」の意味で伝わることが多いと思います。
そもそも “ice cream” とは、
a very cold, sweet food made from frozen milk or cream, sugar, and a flavour
Cambridge Dictionary
なので、乳成分をほとんど含まないガリガリ君みたいな、いわゆる「氷菓」と呼ばれるアイスは英語では “ice cream” ではなく、別の呼び方をします。
では、次はそんな「氷菓」の代表とも言える「アイスキャンディー」を英語で何と言うのかを見てみましょう!
「アイスキャンディー」を英語で言うと?
今では「アイスキャンディー」と言う人のほうが少ないような気もしますが、ガリガリ君みたいな氷系のアイスのことです。
こういったアイスを英語で何と言うのか辞書で引いてみると、
popsicle
ice lolly
が出てきます。ニュージーランドでは “popsicle” もよく耳にしましたが、
ice block
と言う人も多かったです。私が働いていたカフェでも、お客さんがお店に入ってくるなり、
- Do you have ice blocks?
と聞いてきて、意味を知らなかった時は「ん?氷の塊?」と思ったりしたのですが、よくよく聞いてみると「アイスキャンディー」「アイスバー」のことでした。冷凍庫を指さして「あそこだよ」と言うとみんな嬉しそうな顔をしていたのが印象に残っています(笑)
「ソフトクリーム」「シャーベット」「ジェラート」は英語で何て言う?
「ソフトクリーム」と「シャーベット」は「アイス」とは呼ばないかもしれませんが、こちらも夏に食べたくなるので、英語表現をさらっと紹介したいと思います。
「ソフトクリーム」は英語では、
soft serve
soft serve cone
と呼ばれます。”soft cream” とは言いません。
また、乳成分が含まれていない爽やかな「シャーベット」は英語で、
sorbet
と呼びます。発音は「ソーベィ」のように発音したり「ソーベィ」とアクセントを最初に置くパターンもあります。
アメリカ英語では乳成分を含んだ「シャーベット」を “sherbet” と言うようですが、イギリス英語で “sherbet” と言えば、子どもが食べる駄菓子的なシュワシュワする甘い粉のことを指します。私はこのことを知らなかった時に、ママ友に「これ何?」と聞いたら「”sherbet” よ」と言われて、自分の耳を疑いました…。
そして「ジェラート」は英語でもそのまま、
gelato
で通じます!
まだまだ暑い日が続きますが「アイス」を英語で言いたくなった時に役に立てば嬉しいです。
■アイスクリームの「コーン」はカタカナ読みだと英語で通じにくい単語です↓