“What are you up to?” の意味とは?答え方は?

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英会話の勉強を始めると、最初のほうでいろんな挨拶のフレーズを学びますよね。

“Hello” や “Hi” はもちろん、”How are you?” や “How are you doing?” だったり “How’s it going?” なんていうのもあります。

では、道で偶然友達に会ったときに、

  • What are you up to?

と言われたら、どう答えますか?

この “What are you up to?” は学校では教わりませんが、実はネイティブがとってもよく使う表現なんです。今回はこのフレーズの意味と使い方、そして答え方を紹介します!

この記事の目次

“up to” の意味とは?

辞書で “up to” を調べると「〜まで」という意味が一番最初に出てきます。

“count up to 10” は「10まで数える」ということで、洪水で水が膝の高さまで来た時には “The water came up to my knees” なんていうふうにも表現します。

これらは “up” の上向きなイメージと “to” の「〜まで」というイメージがあれば、わりと簡単に理解できますよね。

他にも “up to” を使った “It’s up to you(あなた次第です)” も、よく知られた表現です↓

では、挨拶で使われる “What are you up to?” とは、どんな意味だと思いますか?

カジュアルに会話を始める定番フレーズ “What are you up to?”

私は、日本にいた時には “What are you up to?” なんて耳にしたことは無かったのですが、ニュージーランドでは1日に1回は耳にします。

道で知り合いに会ったら、”How are you?” よりも “What are you up to?” と言われることの方が多いのではないかと思うぐらいです。

そんな “What are you up to?” とは何かというと、カジュアルでフレンドリーな挨拶の定番フレーズなんです。

英英辞書の定義によると “up to something” で、

to be doing something
(Cambridge Dictionary)

という意味になります。なので、”What are you up to?” は「何してるの?」ということです。道で友達に偶然会ったら日本語でも「何してんの?」って聞きますよね。

What Are You Doing Here?

“What are you doing?” は相手が何をしているのかを直接的に尋ねるフレーズですが、”What are you up to?” はもっとカジュアルに会話を始める時のフレーズとして使われます。

“What are you up to?” への返し方

返し方はいろいろありますが、いくつか例を挙げてみると、

  • Not much.
  • Nothing much.
  • Just hanging out/around.
  • Just hanging.
  • Just doing some shopping.
  • I’m going to work.

など、今何をしているのかを短く伝えればOKです。

“What are you up to?” こんな使い方も

道端で誰かにばったり会って “What are you up to?” と聞かれた場合は「いま何してんの?」ということですが、実は他のシチュエーションで使われることもあるんです。

例えば、職場で仲のいい同僚から、

  • What are you up to tonight?

と聞かれた場合には「今晩何してんの?=今晩の予定は?」というニュアンスになります。

また、久しぶりに会った人から、

  • What are you up to these days?
  • What have you been up to?

と声をかけられたら「最近どうしてるの(どうしてたの)?」といった意味になります。

つまり「今」のことだけではなく、未来のことやこれまでのことにも使われるんですね。

カジュアルに使えるフレーズ

“What are you up to?” はカジュアルかつフレンドリーで、会話をスタートするにはとっても便利な表現です。

友達にばったり会ったときに「何してんの?」という意味で “What are you doing?” を使っている人も多いと思いますが、この “What are you up to?” を使ってみると、もっとナチュラルな感じになりますよ。

また、相手が “What are you up to?” と聞いてきても、シリアスな長い答えを求めているわけではないので、簡単に答えて相手にも、

  • What are YOU up to?
  • What about you?

と聞き返すことが多いです。

■”What did you get up to yesterday?” のような “get up to 〜” も一緒に覚えておきましょう!

英語の挨拶いろいろ

誰かとバッタリ会った時の挨拶、英語でサラッと言えますか?
挨拶にまつわるコラムを集めてみたので、気になるものがあれば読んでみてくださいね。

■”Hi” と “Hello” の違いって、何だと思いますか?

■”How are you?” って本当はどんな意味?

■意外とよく使う「久しぶり」という挨拶は英語でなんて言う?↓

■道でばったり知り合いに会った時にネイティブがよく使う「どこ行くの?」はこちらです↓

■”How are you?” ではない “How are we?” という挨拶もあるんです↓

■”How’s your day been?” ってどんな意味?どう答える?

■ニュージーランドでよく耳にする “How are you going?” についてはこちら↓

■”Hi there” ってどんな意味?

■”How was your weekend?” って、どう答えたらいいの?

■ネイティブがよく使う「じゃあね」「またね」の英語表現とは?

■”Have a good one!” と言われたらどうする?どんな意味なの?

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