英語で表す「以上」「以下」「未満」

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今回はまたちょっと基本に戻ったお話ですが、意外と混乱してしまいがちな表現を取り上げてみたいとおもいます。

日本語でも少しややこしい「以上」「未満」という表現。

私は子どもの頃、理解するのにだいぶ時間がかかりましたが、大人の皆さんはしっかり分かっていますよね。

「2以上」は2は含まれて「2未満」なら、2は含まれません。

では、このような「以上」「未満」はそれぞれ英語でどう表すのでしょうか。

“more than” という表現

例えば、レストランのホームページにこんな文章が書いてあったとします。

  • If there are more than 10 people in your party, please book in advance.

大人数の場合は事前に予約してくださいといった内容ですが、ここで問題です。
“more than 10 people” に「10人」は含まれるでしょうか?

正解は「含まれない」です。

more than 10″ に「10」は含まれないので、上の文章を日本語にすると「10人以上の場合は」ではなく「11人以上の場合は」となるんです。

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「2つ以上」を英語にする時に、よく間違えて “more than two” としてしまいがちですが、”more than one” というのが正解です。

「〜以上」の英語表現

では、上のレストランの例で「10人以上の場合は」を表現するには、どうしたらいいのでしょうか?
この場合によく使われるのは “10 people or more” という表現です。これで「10人」も含まれます。

そして、”or more” とは少しだけ意味が変わってきますが “and more” も「以上」を表す時に使われます。例えば、”groups of ten people and more” なら「10人以上の団体」となります。

さらに、”and over” や “or over” のように “over” を使っても「以上」が表せます。
これはAir New Zealandのウェブサイトにちょうどいい例がありました。子ども料金は何歳までかを示すのに、

Children aged 12 years and over must pay the adult fare.

と書かれています。こうすると12歳も含めた「12歳以上」が大人料金だということがハッキリしますよね。

“less than” という表現

では、反対に “less than” はどうでしょうか。

“more than 10” に「10」が含まれないことが分かったので “less than 10″ にも「10」は含まれないのでしょうか?

そうなんです。”less than 10″ に「10」は含まれないので、これは日本語にすると「10未満」ということになります。

他の表現で「〜未満」を表すには “under” もよく使われますよ。これもまたAir New Zealandのウェブサイトから引用すると、

On domestic flights within New Zealand an infant under 2 years travels free.

と書かれています。ニュージーランドの国内線では「2歳未満」の子どもは無料という解釈になります。2歳になったら子ども料金を支払わないといけないんですね。

ただ、”2 years old and under” になると話は変わってきます。
これは2歳も含んだ「2歳以下」という意味になるので、しっかり文脈を捉えることが大切ですね。

では次に「以下」を表す表現を見てみましょう。

「〜以下」の英語表現

例えば「10以下」と言いたい場合には、先ほどの “or more” の反対で “10 or less” という表現があります。

海外のスーパーでは “express checkout” や “express lane” と呼ばれるレジがあることが多いのですが、これは買うアイテムの数が少ない人だけが利用できるレジです。

店によってアイテム数の上限は違いますが “10 items or less” などと書かれています。この場合は「10アイテム」までOKなので「10アイテム以下」ということになります。

The Odd Express

よく使われる「〜まで」の表現

日常的にとってもよく使われる「〜まで」を表すフレーズも見ておきましょう。

up to

「〜まで」という上限を表す際にとってもよく使われるのが “up to 〜” という表現で、後ろの「〜」の数字を含みます。

例えば飛行機に乗る際に、手荷物の重さ制限に “up to 7kg” と書かれていたら「7kgまでOK」ということです。
“up to” は後ろに来る数字も含むので、この場合は7kgでも大丈夫ですが、7.1kgだとアウトです。

また、お店のセールで “up to 60% off” などと書かれていることもよくありますが、これは割引率が「60%まで」なので「最大60%」という意味になります。

あるいは、何かの予算を「いくらまで」と表現する場合にも使われます。
例えばアパートを借りる際に、不動産屋さんに「家賃は週いくらまで出せる?」と聞かれたら “up to $300 per week” といった感じで使います。

inclusive

その他の「〜まで」を表す表現として、”〜 inclusive” もよく使われます。

これも「〜」の数字を含むのですが、数字の部分が前に来て《数+inclusive》となるのが《up to+数》との違いですね。

Air New Zealandのウェブサイトにまたいい例がありました。航空券の子供料金は何歳からなのかを示すのに、

Child fares apply to children aged from 2 to 11 years inclusive.

と書かれています。これは「11歳」も含むので、2歳から11歳までが子供料金、つまり12歳以上は大人料金ということになりますね。

簡単そうで意外と間違えやすい

“more than” や “less than” は簡単なフレーズなので多くの人が知っていますが、意外と勘違いして覚えている人も多い表現です。

もし間違えて覚えていた方がいれば、もう一度見直してみて下さいね。

さらに “◯ or more” や “◯ or less”、”up to ◯”、”inclusive” もよく使われるので、合わせて覚えておくと便利ですよ!

■ “until 〜” も「〜」を含むのか、含まないのか判断が難しい表現です。”Closed until Monday” の場合、月曜日は「開店」か「閉店」どちらなのでしょうか?

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