新年度が始まりましたね。新社会人の方もそうでない方も、新たな気持ちでスタートを切られたのではないでしょうか。
そこで今回のテーマは「新入社員」「新人」です。
「彼女は新入社員です」「新人なんです」「新しく入られた方ですか?」って、英語でサラッと言えますか?
「新入社員」「新人」は英語で?
日本では「新入社員」のことを「フレッシュマン」と言ったりしますよね。
でも、アメリカ英語では “freshman” は大学(または高校)1年生のことを指すことが多いので要注意です。
それでは英語で「新入社員」は何と言うのかというと、シンプルにこんなふうに表せます↓
new employee
“employee” とは「従業員」のことなので「新しい従業員」ということですね。日本と違って、新卒や中途採用を区別して言うことはほとんどありません。
「新入社員」「新人」は他にも、
new hire
new staff member
と言うこともできます。
さらに「new+具体的な職種」で表すことも多いように感じます。
new sales assistant
みたいな感じですね。他には、めちゃくちゃシンプルに、
new guy
new girl
と言うことも実は多いです。カジュアルな会話にはとてもよく出てくる表現ですよ。
さらに「新入り」のニュアンスが強い、
newcomer
newbie
などもありますが、“newcomer” は「最近になって引っ越してきた人」や「最近になって何かの活動に参加してきた人」という「新参者」というニュアンスになります。
また、“newbie” は「何かを新しく始めた人」という「初心者」「ビギナー」のニュアンスの、とてもカジュアルな表現です。
こんなふうに「新入社員」や「新人」は名詞で表すこともできますが、実はもっとナチュラルな言い方があるんです。
“new” だけで十分表せる「新人」「新入社員」
“new employee” や “new staff member” のような「new+名詞」以外にも、実は同じ “new” を使ったこんな言い方を個人的にはとてもよく耳にします↓
I’m new here.
She’s new.
これだけで「私は新人です」「彼女は新人です」が表せてしまうんですね。“here” はこの場合「この会社、職場、組織」といった感じになります。なので、会社で新人っぽい人に「新しく入った方(新入社員)ですか?」と声をかけたい場合には、
Are you new (here)?
と言えばいいんですね。こう聞かれたら、
- Yes, this is my first day.
はい、今日が初日です - Yes, I just started last week.
先週からです
などと答えてもいいですね。

センテンスで伝える「新人です」「新入社員です」
上で紹介したように「新人」「新入社員」は忠実に英単語に置き換えようとしなくても、文で表現できてしまうんですね。
他にも少しだけ例文を挙げると「新人です」は、こんな言い方もできると思います↓
- I’ve just started working here.
- I’ve recently joined the team.
- I only started last week.
会話は英語のテストではないので「新入社員」「新人」という名詞を知らなくても、それを文でうまく伝えられれば問題ありません。
単語をたくさん知っているに越したことはないですが、会話においては、実際にはあまり使われない英単語を変に使うよりも、文で表現する方がむしろナチュラルだったりします。
なので、自分の持っているボキャブラリーを駆使して伝える技術を身につけるのが、会話を上達させるコツです!
「みんないい人だよ」って英語でなんて言う?
最後に、新人さんたちが使える、ちょっとしたフレーズを紹介したいと思います。
私は新しいことや新しい環境にとても緊張するタイプなので、新入社員だった◯年前の今頃はものすごく緊張していたのですが、実際に入社してみると、会社の人はとてもいい人ばかりで、友人や家族に「会社どう?」と聞かれた時は「いい人ばっかりだよ」と答えていた気がします。そんな「いい人ばっかりだよ」は、
- Everyone has been so nice.
- Everyone has been friendly.
- Everyone has been really helpful.
なんかで表せるので、こちらも使う機会があれば使ってみてくださいね。