ニュージーランドは略して「NZ」と書かれることがあります。では、この「NZ」をあなたはどう発音しますか?「エヌ・ゼット」みたいな感じでしょうか。
実はニュージーランド人は違う読み方をすることが多いんです。
また、アルファベットの「H」は英語読みで「エイチ」が一般的だと思うのですが、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどではちょっと違う読み方をする人もいるんです。
今回は、そんなアルファベットの「Z」と「H」の読み方のお話です。
「Z」の読み方は「ゼット」じゃない
「アルファベットの『Z』は何て読む?」と聞かれたら、日本では「ゼット」と答える人が多いかもしれませんね。
でも、学校では「Zは『ズィー』と読む」と習ったと思います。
辞書を引いてみると、確かに /ziː/ という発音が載っています。アメリカ人に聞いてみても、/ziː/ という答えが返ってくるはずです。
でも、実は「Z」には /ziː/ 以外の読み方もあるんです。
「Z」の「ズィー」以外の発音・読み方
ニュージーランドでは「Z」を /ziː/ とは発音しません。では、なんと発音するのか?答えは、
/zed/
です。あえてカタカナで書くとしたら「ゼッド」に近い感じです。
「Z」を /zed/ と発音するのはニュージーランドだけでなく、イギリス・オーストラリアなどでも同じです。つまり「Z」の読み方は、
/zed/ → イギリス英語
/ziː / → アメリカ英語
という違いがあるんですね。学校で習ったのはアメリカ英語だったわけです。
「Z」の日本語読み「ゼット」はイギリス英語が変化して広まったのかもしれないですね。
「Z」の読み方は zed、なイギリス英語
ニュージーランドでは、New Zealandを省略した「NZ」がいろんなところで使われていたり、ウェブサイトのURLが「〜.co.nz」で終わるものも多く、とにかく「NZ」という言葉をよく耳にします。
発音はもちろん /en zed/ です。
(「N」の発音は「エヌ」ではないので、これも注意です!)
大手銀行の「ANZ」は /eɪ en zed/、テレビ局の「TVNZ」も /tiː viː en zed/ というふうに読みます。
↓ ニュージーランドではおなじみの「The Cylinder Guy」という企業のCM。軽快な「♪ cylinderguy.co.nz(dot co dot nz)」というフレーズがしつこいぐらい流れます(笑)
イギリス英語の意外な盲点?
アメリカ英語とイギリス英語の違いと言えば、スペルや発音の違い、使う単語の違いなどがよく挙げられます。
でも、アルファベットの読み方というこんな基本的なところにも違いがあったんですね。
私はニュージーランドに住み始めてすぐの頃、「Z」を /zed/ と発音することを知りませんでした。
そんな時、上に出てきたANZという銀行に行きたくて、街行く人に場所を聞いたものの /eɪ en ziː/ と言ってしまっていたのでなかなか分かってもらえなかった経験があります。
イギリス英語圏では「Z」を /ziː/ と読むと伝わりにくい、また逆にアメリカで /zed/ が伝わりにくいこともあるかもしれないので、気をつけてくださいね。
「H」の発音は「ヘイチ」?
ちょっと変わった発音は「Z」だけでなく、ニュージーランドやオーストラリアでは「H」も「エイチ」と発音しない人が結構多いんです。
では、どう発音するのか?それは、
ヘイチ
です。ビックリしますよね。私も初めて聞いた時に耳を疑いましたが「ヘイチ」と言う人が多いんです。
子音の「H」は息の音なので、発音の知識を学んでみると納得なのですが、その知識がなかった頃に「ヘイチ」と言われた時は、頭の中が「???」になりました。
名前などのスペリングを説明する時にも、例えば「Hannah」さんだったら「ヘイチ、エイ、〜」のようになります。
もちろん全ての人が「ヘイチ」と言うわけではなく「エイチ」と言う人もいて、どちらでも通じますが「ヘイチ」と言う人に出会ったら「あぁ、Hのことだな」と思い出してみてくださいね。
下のショート動画はベトナムの麺料理「フォー(Pho)」の発音を紹介しています。「H」が「ヘイチ」と発音されています。「フォー」の発音が「フォー」ではないのも要チェックです!
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