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少し前に紹介した『英語っぽいのに通じない単語たち』の記事にたくさんの反響をいただき、ありがとうございました!今後も毎回ちょっとずつですが、シリーズとしてお届けします。
今回は、日々の生活の中でふと気付いた「家の中にある通じない単語たち」を紹介したいと思います。
「電子レンジ」って英語で何て言う?
電子レンジでチン!のチンは通じなくても、レンジは何となく通じそうなカンジがしませんか?英語じゃなかったら何語なの?と言いたくなるほど英語っぽいですが、正しくは英語では、
microwave
と言います。マイクロ波が出てくるので、そのままの名前になったのでしょうか。
この “microwave” は便利な単語で、名詞でもありながら動詞でもあるので「レンジで◯◯を30秒チンする」と言いたいときには例えば、
- Can you microwave this for thirty seconds?
これ30秒レンジでチンしてくれる?
のように言えばオッケーなんです。
また、食器などを買うときに、これって電子レンジにかけても大丈夫かな?と心配になることってありますよね。そんな時は食器を裏返してみましょう。
- microwave safe
- microwavable
のどちらかが書いてあれば電子レンジで使えます。書いてない時は…たぶんダメです(笑)
ちなみに、”dishwasher safe” と書いてあるものは食器洗浄機が使えますよ。
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「コンロ」って英語で何て言う?
台所まわりの物が続きますが、次は「コンロ」です。これも “conro” と言えば、気合いで通じそうな気がします。
…いえ、通じません。辞書には載ってませんので、
hob
で調べてみて下さい。”a cooking appliance, or the flat top part of a cooker, with hotplates or burners” と出てきましたね。
ちなみにこれはイギリス英語の「コンロ」です。ニュージーランドでは、
cooktop
とも呼ばれています。
また、
stove
(gas stove:ガスコンロ / electric stove:電気コンロ)
とも呼ばれます。日本語で言うところの暖房器具の「ストーブ」ではありません。コンロのことなので注意してくださいね。
ちなみに、暖房器具の「ストーブ」は単に “heater” と言います。
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「ドライヤー」って英語で何て言う?
海外旅行で泊まったホテルにドライヤーがなくて困ったことがある方もいるかもしれません。
「ドライヤー」はそのまま “dryer” と言ってしまいますが、髪を乾かすドライヤーは、
hair dryer
と言います。絶対に “hair” を付けないといけなんです。ナゼなのでしょうか?
それは “dryer” だけだと、別の意味になってしまうからなんです。
では “dryer” って何だと思いますか?
答えは、乾燥させるもの、つまり「乾燥機」です。英語で “dryer” と言うと、洗濯物を乾燥させる衣類乾燥機の意味になってしまうのです。
ホテルで 「dryer を部屋に持ってきて欲しい」と言っちゃうと大変ですね(笑)
「英語っぽいのに通じない単語」シリーズ
こんな感じで、英語っぽいのに通じない単語たちを少しずつ紹介しているこのシリーズ。
シリーズを通して読んでみたい方は、こちらからどうぞ!
次の「通じない単語たちシリーズ3」では、シュークリームやソフトクリームなど「食べ物」を取り上げています↓