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“near” と “close”、その違いは?

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先日テレビで放送された『イッテQ』の「出川哲郎のはじめてのおつかい」をご覧になった方はいますか?

このシリーズで出川さんがよく口にするのが「ニヤー」「ニヤニヤ」という言葉。

「オー!ニヤニヤ!」「ニヤニヤワード カモン」のように「近い!」「〜に近い」という意味で「ニヤ(near)」と言っていると思うのですが、そこで疑問です。

「近い」を表す単語は “near” と “close” がありましたよね。この2つにはどんな違いがあるのでしょうか?

物理的な距離にはどちらも使える

距離的な「近い」「近くに」を表す場合は “near” と “close” のどちらも使えます。
ただし「何に近いのか」を “close” を使って表す場合は “close to” のように “to” が必要です。

「そのホテルは駅に近い」
・The hotel is near the station.
・The hotel is close to the station.

「私は学校の近くに住んでいます」
・I live near the school.
・I live close to the school.

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「この近くに住んでいるのですか?」
・Do you live near here?
・Do you live close to here?
*どちらも使われますが、この場合は “Do you live around here?” の方がよく耳にする気もします

「最寄りのスーパーまでどれぐらいですか?」
・How far is the nearest supermarket?
・How far is the closest supermarket?

「近いスーパー」のように、形容詞的に後ろの名詞を「近い〜」と表したい場合には形容詞の “near” はそのままでは使えません。
例えば、”a near supermarket” とは言えないので “a nearby supermarket” のように “nearby” を使ったり、もしくは上のように「最寄りの」で “the nearest/closest supermarket” となります。

“near” をよく使う場合

上でもいくつか例文を紹介しましたが、”near” は形容詞以外で使われることが多いように思います。

  • I left the box near the door.
    箱はドアの近くに置いたよ
  • He lives near me.
    彼は私の家の近くに住んでいる
  • I live in a small city near Nagoya.
    名古屋の近くの小さな街に住んでいます

みたいな感じですね。
逆に、”near” が「近い」という意味の形容詞として使われる数少ない例が “in the near future(近い将来)” というフレーズ。

  • I’m looking to buy a house in the near future.
    近い将来、家を買おうかと思っている

この場合には “in the close future” とは言いません。”in the near future” はフレーズごと覚えてしまいましょう。

Purple House

“close” が表す「近い」

また、”close” だけが使われて “near” は使わない場合もあります。
それは、人の関係が「親しい」というニュアンスの「近い」を表す場合です。例えば、こんなものですね↓

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  • close friend
    親友
  • close relationship
    親しい関係
  • John and I were very close when we were little.
    ジョンと私は小さい時とても仲が良かった
  • Taro is very close to Ann.
    タロウはアンととても親しい

親しさではなく「近い親戚」のような人間関係の近さを表す場合には “close/near relatives” のように、両方とも使えますが、やはり “close” のようがよく使われている感じがします。

さらに、”close” は「接戦」というニュアンスの「近い」を表す時にも使われます。

  • It was a close game/match.
    接戦だったよ

という感じで、これも “near” は使いません。

“close” は形容詞でもよく使われますが、副詞で “Stay close!(近くにいなさい)” のように使われることも多いですね。

Catch me if you can!

「惜しい!」の「近い」は “close”? “near”?

では、冒頭に出てきた『イッテQ』の出川さんの「ニヤニヤ」に話を戻しましょう。

相手の発言を受けて「おー、近い!」と言うような場面でよく使われるのは、実は “near” ではなくて “close” です。
“close” には「惜しい」「似通った」「きわどい」という意味もあって、例えばクイズの回答が「惜しい」場合には、

  • Close!
    惜しい!(近い!)
  • So close!
    すごく近い!(すごく惜しい!)

のように言います。また「もう少しで危ないところだった」「危なかったね」などのきわどいギリギリ感を表現する場合にも、

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  • That was close.
    危なかった

がよく使われるフレーズです。

“near” と “close” は似ている

物理的な距離の近さを表す場合には、”near” と “close” の両方使えることがほとんどです。

また「ここから近いよ」と言いたい時には、ついつい “near” や “close” を使いたくなりますが、

  • ◯◯ is not far away from here.

が意外とよく使われるので、こちらも覚えておくと道案内の時に必ず役に立つと思います!

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